皆様、こんにちは。
昨晩は結構苦戦しましたが、どうにか２６００字削るのに成功し、予告していた新作ミステリー短編をアップすることが出来ました。
地獄の公爵フロイトさん ～エクソシストなんて不要です！～
（
https://kakuyomu.jp/works/822139841670366956）
今回は「未知」をどう扱うかという点で、「フロイトの時代、心理学というのがまだまだ人々にとって『未知』なものだった」という観点で作品を仕上げました。
主人公は有名な心理学者のフロイト。ですが、彼は本当は人間ではなく、『地獄の大悪魔』となっています。
近年でエクソシストの活動が増え、地上にいる『同胞』が次々と退治される状況ができている。
そうした状況を打破するため「心理学」を浸透させ、「悪魔に憑依されたのなんて、単なる心の病です！」と喧伝して回ることに。そうすることでエクソシストが仕事をしづらくなり、一方で悪魔たちは「妄想の振り」をすることで安全に過ごせるという。
そんな理想郷を作ろうと目論む、というお話です。
でも、悪魔現象をなんでも心理学で説明しようとしていたフロイトさん。彼の前に「厄介な存在」が現れます。
そいつは堂々と「どう見ても超常現象」なことを起こし続けるため、うまく説明がつけられずに苦戦することに。そうする中でどんどん傍にいるエクソシストから疑惑の目を向けられることに……。
言うまでもなくコメディです。
悪魔とか出てくるのでホラーはちょっと……と思う方でも安心して読めるようになっていると思います。
本当に、「未知」のお題の第一週。異常なくらいに苦戦しました（汗）。去年も７週間ありましたが、そのどのお題よりも悩んだかもしれません。
是非とも、お読みいただければ幸いです！
よろしくお願いいたします！！！