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『「会津稔を殺したのは私です」』の修正②

 こんばんは。天野です。何度もすみません。

 先ほど公開した最新話『進展』にて会津愛実が入部した部活は「女子バスケットボール部」としていましたが、当時のバスケットボールは奥多摩で男女両方存在するほど普及していなかった可能性を鑑み、またこのあとの展開も考慮したうえで「美術部」と変更させていただきます。ちなみに高校の部活というものは1969年当時すでに全国に普及していたようです。

 次に、本作を読んでくれた祖母から「沖縄返還は1972年だからあの頃はパスポートが必要だった」と言われて「たしかに」となりました。僕からしたら歴史上の出来事ですが、祖母にとっては実体験の一つらしくて、時代の変化を感じてなんかエモかったです(語彙力)

 高校生が初の遠方旅行をするには海外はハードルが高すぎると考え、愛実の旅行先は福岡に変更させていただきます。解決編において沖縄か福岡かは重要ではないのでご安心ください。ただ単に余計な推理材料となりうるノイズを排除するだけです。

 福岡から帰ってくる場合、午前10時に警察から連絡を受けて午後8時に奥多摩に着くのは遅すぎるような気もしますが、1969年当時新幹線は大阪-東京間のみであり、旅行を途中で打ち切って帰ることも考慮すると結構妥当な気がしたのでそのままにしておきます。

 以上です。余計な通知を増やして申し訳ないです。

4件のコメント

  • なるほど。
    きっと私たちも何時か「あの頃はコロナで観光地に人なんていなかった」とかフィクションに実体験でツッコミを入れる日が来るのかも(^-^;
  • コメントありがとうございます!
    ですね~!コロナなんて未来の子供たちから見たら非現実的な出来事だと思います。その時期フランスは全土がロックダウンしてたよ、とか(笑)。
    他にも近い将来「昔は小学校で英語教えてなかったんだよ」とか「昔は運転は自動じゃなくて人がやってたんだよ」とか言わなきゃいけなくなるかもですね。時代の変化って面白いな~と思います!
  • なるほど。読者様のコメントが沖縄なのに、どうして行き先が福岡なんだろうと思っておりました。謎が解けました。
    確かに、1972年までパスポートが必要でした。(私の夫が沖縄の人で、復帰前に日本旅行に行った、と言っていたので。)
  • コメントありがとうございます!
    沖縄返還より前だなんて思いもしなかったので、何の気なしに沖縄を出してしまいました。しゃむこ様の旦那様も逆パターンをご経験されていたのですね! 沖縄がアメリカ領だなんて想像もつかない世界で、こういう気づきも執筆の一つの醍醐味だと思いました!
    素敵なレビューもありがとうございます!!
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