こんばんは。天野です。
U-24杯の募集期間がいよいよ明日から始まりますね。19歳なので僕もミステリで参加させていただこうと思います!
今のところ、『五十円玉二十枚の秘密』に続く〈俵積田徹〉シリーズ第2弾で勝負したいと思っています。
今回もまた新天地を開拓しようと思いまして……社会派に挑戦です!
本作は殺人動機を推理するザ・ホワイダニットです。一介の女子高生がなぜ一切接点のない男性を殺害したのか。その一点にすべてを懸けた一編となる予定です。
社会派というと僕らしい題材ではないですし、殺人動機のホワイダニットなのでさすがに“本格”とはいかないかもしれませんが、どんな作品でも自分らしさは追求したいと思っています。ホワイダニットでどこまで論理を詰められるか、というのは個人的に興味のある分野です。
問題は20000字に届くかどうかですね。内容からして10000字は絶対行くと思うんですが、20000字となると厳しいかもしれません。まぁ僕の文字数予想は当たったためしがないので、書き始めてみないことには何も分からないです。
『五十円玉』をお読みになっていなくても何の問題もなく楽しめますが、『五十円玉』の盛大なネタバレが含まれるので、シリーズを逆順に読むのはオススメしません。
以上、U-24杯参加予定作品の話でした。
次に『密室大戦』第2編の進捗についてです。
現在問題編を先に書くことは諦め、解決編からジワジワ書き始めています。すでに書き進めていた問題編が3500字程度。解決編は4500字程度書けました。
これだけ書いてもまだ暗中模索レベルなので、再び凄まじい文字数になる可能性があります。
このまま行くと連作短編5編の合計が20万文字を大幅に超えて「新潮ミステリー大賞」以外に出せるところがなくなる可能性が(笑)。
それはともかくとして、少しずつ書き進めてはおりますので気長にお待ちいただけたら幸いです。ここまで筆が重くなる小説というのはあまり経験がなくて、僕が一番驚いているところです……。