小海倫

前々からこれ一篇ではどうにも独立した作品としては成立せず、でもどうしたら…と迷っていた「勘違い幕末令嬢〜土方歳三に婚約破棄されたので代わりに美少年隊士と駆け落ちすることにしましたっ！？」の冒頭を多少リライトし、以下の文章を入れることにいたしました。

謹んでご報告いたします。

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──ええか？烝。

お前はこれから新選組に入り「監察」ちゅう役目につくんや。

　監察ちゅうのは、京のありとあらゆる情報を探らなあかん役目や。

　お前はどんな方法を使ってもその『情報』ちゅうもんを手に入れようとするに違いない。

家に伝わる色々秘薬も使うつもりやろ。

ほんで、遠からず監察の筆頭一番上になるつもりなんやろう。

せやけどな、秘薬の中でも、あの『仙変丸せんへんがん』だけは、絶対に使うたらあかん。

この薬はとんでもない『失敗作』。

　使うたら、身も心も変わる。

　男が女に、女が男に変わることも、年を取ることも、若返ることも──

　だんだん変えた姿が元に戻らなくなる。

　終いには、どんな姿になってまうのかわからん。

この薬使こうたら、きっと恐ろしいことになるで
──

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また、第10章に登場する登場人物の台詞を多少変えました。


これでもまだ？？？な所があるかもしれません。
特に「琴絵とは一体誰だったのか？」がラストまでわかりにくい所があると思います。

「こんな所がわからなかった！」と思われた方は忌憚のないご質問、ご意見、何とぞよろしくお願い申し上げます。

追伸 読者様の大変貴重なご意見により、上記の台詞を8章に、また冒頭と10章の登場人物、そして11章の永倉新八の台詞を多少変えました。

皆さまの貴重なご意見、ご感想、ご質問
私にとりましては何物にも代えがたい宝物です！
誠にありがとうございます…！🙇✨✨