パンッパンッ!!
取り敢えず2発撃ち込んだら静かになった。
野宿をしているとこういう事がたまにあるのだがさっさと寝直す事にする、
ヤマモ十三子はデントで寝袋に入った
廃墟の屋上なのにどうやって登って来るか甚だ謎である
面倒くさいのでB社M1934はそのまま置いてガクンと寝てしまう、ながら見していたユキチュープも電源落ちしていた。
翌朝、まだ何か昨日のままで落ちているが何も気にせずデントを片付ける。
ムネマキがそのままだったので取り替えて洗濯物に入れた。
1通り片付けて荷物を廃墟の下まで下ろす
「おはよう十三子よく眠れたかい」
隣の壁が話しかける壁というかロボット、5メートルくらいのが話しかけて来ている。
「あんまり」
「ピーユーから連絡があるんだけど聞く」
ロボットの個体名をソドムという
「聞きたくない」
「そうか…」
黙ってしまう
「いやいや話してよ、大事な連絡でしょ」
何かが近づいて来たあれはアラマタ君のカンカーだ彼も探索に駆り出されてるのか、どういう事。
中は特殊な構造になっておりこのアーマーを装着する事が出来る
虫のような顔をしているこのアーマーは密着率が非常に高い、そのため装着時にも同調に生体電流に干渉するためそれだけでかなりの負担がかかるのだ
極論ではあるが脳と体で喧嘩をしながら動いているとも言われている
従来型は2.5m程あり、これを着たまま乗れる大きさなのである
つまりこの5m弱のロボットは着替えのためにこの大きさが必要なのである
まだ試作の段階で大型のが造れない為十三子が乗っているというのもある
肩の発振器から発生した強力な電磁波の球体が辺りを焼き尽くした
全く何処へ行ったやら…