こちらは昨夜、一気に読み終えました(半日も要さなかったです)。
映画は2回見たのですが、小説では主人公がどんなところで育ち、大人になるまでにどんな罪の意識を抱えてきたのかが、より丁寧に説明されていました✍️
歩くおじさんが向かおうとしてた場所や、おじさんの罪も明かされてます。
あの少年は、映画の中では殆ど喋らず謎の多い役でしたが、小説のなかではけっこう喋ってくれます(笑)
ところどころ、印刷の仕方にも仕掛けが散りばめられており、小説は小説で楽しめました👍📖
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そして、これは葵竜の勝手な解釈なんですが、あの地下通路は生死を彷徨い魂が試される場所で
出口によって【地縛霊】となるか、【生まれ変わる】か、【蘇生】するか等が、決まっていくんじゃないかな……? とかね。
まぁ、明確な答えはないんですけどね。今作の監督であり著者の川村元気さんは、プロデューサーとして手がけた他の作品(『君の名は。』や『おおかみこどもの雨と雪』、『電車男』など)からも、純粋で神秘的な世界観をお持ちの方なんだなと感じます。
8番出口、いい作品でした^^
川村元気さん、今後も注目したいと思います。
