さて『リケジョ』#EX04で、主人公の息子が枝豆を「えだめめ」と発音するシーンがありますが、コレは私が小さな子どもの頃の思い出が元ネタです。
弟の出産のために帰郷していた母の実家で、伯父(母の兄)が私をミニカーで遊ばせてくれて、その中にタンクローリーがあったのですが。
伯父が私に「タンクローリー」を教えて復唱させたら、私が「たんころり~」と言い返したらしく、伯父は「お前かわええのう、『たんころり~』かぁ」みたいなことを言いよったんですよ。
でも、子どもの耳で分かるんスね。わざと伯父が『タンクローリー』でなく『たんころり~』言いよるんは。
小説では、両親がわざと「えだめめ」と言うと息子が怒りますが、私はもう少し違いました。
「かわええ」が、バカにされている言うよりは、褒められていると感じたんス。父には言われんけえ、大人の男の人にそう言われるんが新鮮だったですよ。女の人は挨拶のように言いましたけどね。
そして、幼い私は、こんどはわざと「たんころり~」言いましたよ。
すると、伯父はもっと喜んで、「たんころり~」やら「かわええ」を連発しましてね。私も「たんころり~」を連発しましたよ。
弟が生まれる前後なので二歳です。この頃にはもう、大人におもねることを覚えていました。自分の心の動きですから覚えています。
けれども、この出来事が、弟の産まれる前なのか後なのかの記憶はありません。すまぬ、弟……
はい、たったこれだけです。どっとらはい。
