【完結】『最も冷たい優しさのカタチ』――書き終えての想い

読者の皆様、こんにちは。

本日、ついに本作『最も冷たい優しさのカタチ』の物語を最後まで書き終えることができました。約10万字という長い道のりでしたが、ここまで辿り着けたのは、ページをめくってくださった皆様の存在があったからです。本当にありがとうございます。

この物語は、愛する人を救うために「死に戻り」を繰り返す青年・湊が、その代償として自分自身の「心」を一つずつ削ぎ落としていく物語です。

執筆中、ずっと自問自答していました。 「感情を失い、マシーンのようになってしまった男の行動を、果たして『愛』と呼べるのか?」

恐怖を忘れ、痛みを忘れ、最後には愛着すらも理論的な「義務」へと置き換わっていく。その過程は、書き手である私自身にとっても非常に苦しく、冷徹な作業でした。しかし、すべてを失った湊が、計算の果てに導き出した「最後の答え」こそが、本作のタイトルにある「最も冷たい優しさ」の正体です。

ハッピーエンドなのか、それともバッドエンドなのか。 読み終えた皆様の心の中に、名前のつかない「小さな引っかかり」が残ったとしたら、作者としてこれ以上の幸せはありません。

本作は、「カクヨムコンテスト11」に参加いたします。 もし、湊と陽(ひかり)が辿った結末に何かを感じていただけたなら、星やレビュー、応援コメントなどで背中を押していただけると大変励みになります。

世界から消えてしまったはずの湊の想いが、物語を通じて少しでも皆様に届くことを願って。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

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