前回の近況ノートから、心の求めるものを可能な限り質を高くする、と言う態勢になって、と言うより戻って、でも、「教育を自分にする」といったん舵を切ってから戻ったことでその態勢が必要である根拠を持つことが出来た。
そうなったら、色々なインプットからインスピレーションがポコポコ湧くようになった。まるで、一度緊縛された反動で自由をより謳歌しているみたいに。
ある楽曲を聴いて、女性同士の恋愛に美しさと言うか、静かな激しさと言うかがあるのだと感じて、これまで避けて来た百合を書こうと決めた。その楽曲は公式には男性目線での異性愛の話らしいのだけど、私には女性同士のイメージが強烈に湧いた。
これまで同性愛については拒否感があった。ほとんどそのテーマの作品を読むことはなかったし、もちろん書いたことはなかった。
でも、すんなり、書こうと思った。
拒否感を超えるものがイメージの中にはあって、それは葛藤をさせることもなく包み込むように、書くことに向かわせた。
たぶん、この現象は、心の求めるものを書く確固たる根拠を得たことに付随して生じたものだろう。
そんなの書いたら、読者の方から何て言われるだろうか、とはちょっと慄いたけど、それでも書きたいと思った。
そうやって動機を得て、やったことのないことをするのは、少し挑戦と言う言葉が合わない気がする。そんなにとんがってないし、わくわくはあるけど、軽やかだ。
これからもそう言う現象が続くのかな、続くといいな。書きたい衝動と描きたいものがある衝動が両方ある状態は、好きだ。
それと並行して、純文学や文学と、精神性中心の百合は相性がよさそうだとも思った。
そうやって、勢いよく書きました。
『捨て犬と野良猫』
https://kakuyomu.jp/works/2912051605279167766