安心して眠ることのたとえ、です。
用例を見ると、広辞苑で「史記列伝 張儀伝」とあり。
張儀って誰だっけ。
奥さんに
「本なんか読んで遊説なんかするから酷い目に会うのよ」
って言われて
あっかんべー
ってして
「吾が舌を視みよ。尚お在りや不や」
って言った人でしたん。
諸国のお偉いさんを説いて献策する際に
「これこれこうこうしたら枕を高くして眠れますよん」
とかなんとか甘言をささやいたのです。
ちなみに「白河夜船」は、旅人に
「白河(地名、賀茂川と東山の間らへん)はどないでしたん?」
と聞いたところ、
「(白川という川に記憶は無いけど)たぶん夜、舟に乗って渡ったんで川の記憶が無いです」
って答えたという、熟睡してた、または知ったかぶりを表す故事だったような気がするん。