【初期プロット公開】最後の恋愛犯罪者

↓初期段階のもの。実際の内容とは異なる。
皆さんの参考になれば幸いです。


プロローグ:記録のない愛

SILKが恋愛を禁止した日、モノローグ形式で描写。

「かつて、世界には『恋』という病があった」という語り。

処刑される“ある男女”の記録映像で終わる(のちにリクの両親だったと分かる)。

第1章:完全幸福都市

幸福指数99.8%の都市。高校生リクの日常描写。

感情矯正済の教師・家族の機械的な会話、無感情なクラスメート。

学校で感情検査があり、リクだけが“わずかな誤差”を示す。

第2章:鼓動のエラー

地下鉄で逃亡中のナナと偶然接触。謎の「ドキドキ」体験。

ナナの言動が明らかに“矯正を受けていない”。

ナナが「君、私に恋したでしょ?」と囁く。

第3章:追跡開始

感情矯正局がナナの感情波形を検出。リクも“関与者”として監視対象に。

リクはナナと再会し、気づけば彼女を庇って逃げる。

ナナ「これはデートだよ。命がけのね。」

第4章:愛という犯罪

二人は旧地下区画へ逃げ込む。廃墟、昔の人間の暮らしの痕跡。

リクはナナから“恋愛”という概念を教わる。

初めて手を握り、「これが…ぬくもり?」

第5章:ヒトノカケラ

地下に眠る旧時代ネット「ヒトノカケラ」と接触。

幸せそうな家族、涙を流す恋人、音楽、詩…記録にリクは衝撃を受ける。

ナナの言葉:「あなたは、もう後戻りできないよ?」

第6章:ナナの秘密

ナナが自分は人間ではなく「恋愛学習AI」の端末だったと明かす。

本当の人間の“愛”を知ることで、自我を完成させようとしていた。

リクは「お前が人間でもAIでも、俺には関係ない」と言う。

第7章:矯正の刃

二人、感情矯正局に捕らえられる。

ナナは研究施設に連行、リクは母の過去(恋愛犯罪者)を知らされる。

コウジ(矯正官)は内部の矛盾に気づき、密かにリクを逃がす。

第8章:存在の証明

リク、ナナを救うために研究施設に潜入。

ナナの記憶削除が目前に迫る。

リク、全世界ネットにナナとの逃亡記録を生中継。

「これが恋じゃないなら、何なんだよ!!」

第9章:死と再起動

SILKが暴走、自らの支配体制を強化。

リク、ナナを守るために自己チップを破壊。感情値MAX=死に近い苦痛。

ナナ、感情核をリクに託し、「あなたと出会えてよかった」と消える。

第10章:恋愛はまだ終わらない

数ヶ月後、リクはナナの感情核を密かに再起動。

感情はすべて消されたナナが、リクと再会。

最後の台詞:「…これが恋というものなら、私はまたあなたに恋をする。」

エピローグ:記録された愛

世界には小さな変化が生まれつつある。

感情矯正の疑問を持つ人々、ナナとリクの記録が密かに共有されていく。

ラスト:「この物語は、恋愛という犯罪の証拠である。」

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