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『ジャンクフィクションシリーズ』 第17話&第18話裏話

※この近況ノートは、『ジャンクフィクションシリーズ』(https://kakuyomu.jp/works/16818792440269803304)の第17話と第18話を読んでから読まれることをお勧めします。
 1話&2話裏話(https://kakuyomu.jp/users/itansya/news/16818792440320515159)と同じ流れなので、分からない方はそちらの近況ノートをお読みください。

 まず、第17話ですがこれは「能力的には凶悪な生物兵器にその気がなかったら」と考えて書きました。
 しかし、改めて考えると生物兵器の性格設定はかなり難しいですね。好戦的な性格にしたら命令を無視して勝手に破壊と殺戮をするかもしれませんし、消極的ならまともに戦おうとしない……自らの考えなど無く、言われるままに行動するステレオタイプが一番無難ですかね。
 ちなみに、作中の彼は訪れた街ぐらいは余裕で滅ぼせましたがそうしませんでした。力はあっても無駄に暴れたりしない、防衛向きの「お姫様を守る騎士」としてある意味最適な性格だった訳です。自らを生み出した科学者は殺しましたが、それはずっと恨んでいたからであって基本は落ち着いた性格です。

 次に、第18話。これはネット小説を投稿している方には、心当たりがある方も多いのでは?
 自分では最高傑作と思って投稿するも、誰の評価もされない……そんな経験をした方は多いと思います。
 主人公もその一人です。短気で何をしても続かない主人公、唯一続けられたことがネット小説の投稿……ほとんど見られていないと思っていたものが父親には評価されていた、そんなお話です。
 確かに、根本的な解決にはなりません。父親もあと少しで亡くなります。それでも、一歩だけでも踏み出せたことに意味がある――綺麗事かもしれませんが、ラストの父親の言葉に希望を持っていただければと思っています。

 また、機会があればこちらに作中には書けないことを書かせていただきます。
 皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです。

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