※この近況ノートは、『ジャンクフィクションシリーズ』(
https://kakuyomu.jp/works/16818792440269803304)の第15話と第16話を読んでから読まれることをお勧めします。
1話&2話裏話(
https://kakuyomu.jp/users/itansya/news/16818792440320515159)と同じ流れなので、分からない方はそちらの近況ノートをお読みください。
まず、第15話ですがこれは「世界征服した悪の組織を本気で考えてみた」というコンセプトです。
いくら悪の組織と言っても、世界中で暴動を起こされては対処しようがないし、民衆の支持を得ようとするはず……と考えた結果、現行政府よりもまともになりました。国家間の溝が埋まれば、多くの問題が解決しますからね……悪の組織による一括管理も悪くはないのかもしれません。
まあ、もしそうなりそうになったら、現行政府の権力者が全力で止めると思いますが。
そうなると、どちらが「悪」なのか……。
次に、第16話ですがタイトルを「北風と太陽」そのものにしようかとも思いましたが、ギリギリのところで思い止まって現タイトルになりました。語感は似せましたが。
しかし、作中では書きませんでしたが、自分で稼ごうとはせずに借金する輩も出ると思います。その点、この男はまだまともだった訳です。
それに、アンドロイドに「おねだり」されて貢いでいくのは、ホストやキャバ嬢にはまるのと大差ないような……一応弁解しておきますが、作中の男の稼いだお金の一部しかそれには充てられていません。大半は他のことに使うか貯金しています。
もっとも、男が働くには何か「きっかけ」が必要だったのは確かです。そう考えれば悪いものではなかったかと。
また、機会があればこちらに作中には書けないことを書かせていただきます。
皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです。