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『ジャンクフィクションシリーズ』 第11話&第12話裏話

※この近況ノートは、『ジャンクフィクションシリーズ』(https://kakuyomu.jp/works/16818792440269803304)の第11話と第12話を読んでから読まれることをお勧めします。
 1話&2話裏話(https://kakuyomu.jp/users/itansya/news/16818792440320515159)と同じ流れなので、分からない方はそちらの近況ノートをお読みください。
 今回からタイトルも「第~話」表記にしました。

 まず、第11話。これは二段オチを使ったブラックジョークです。
 一見すると、犯罪に使われる危険性があると思わせて、実は……こういうブラックなオチも好きなので。
 まあ、小説賞の審査の方は、応募点数が多ければ詳細まで読むかどうか疑問ですね。梗概を付けるのが必須の賞もありますし、本文は流し読みだから指示語は使わない方が良いという説もあります。
 もっとも、フィクションが実在の事件に使われると社会的責任を問われるというのは十分にあり得ます。私の書くのはミステリーでも「バカミス」あるいは「SFミステリー」なので、悪用される恐れはまずありませんが……。

 次に、第12話。これは夏の終わりのちょっとしたホラーですね。最後まで気付かなかったが、実は……という。
 こういう内容は、どこで「明かすか」が一番悩みますね。オチはなるべく最後に持っていきたいですが、それだとそこまでが退屈となってしまうという。そこまで持たす文章力が、今後の課題ですね。
 個人的な意見ですが、事件やアクション等の派手なシーンを上手く書くよりも、なんでもない日常で読ませる文章を書く方が難しいと思っています。さりげない日常なのに、なぜか読んでしまう――それができたら、及第点かと。

 また、機会があればこちらに作中には書けないことを書かせていただきます。
 皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです。

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