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『ジャンクフィクションシリーズ』 1話&2話裏話

※この近況ノートは、『ジャンクフィクションシリーズ』(https://kakuyomu.jp/works/16818792440269803304)の第1話と第2話を読んでから読まれることをお勧めします。

 さて、TikTokは全然使ったこともないのに、その関連の「1分で読める創作小説を大募集!」に応募するために書き始めたこの掌編集ですが、ここではその制作のネタバラシ的なことを書こうかと思います。

 まず、第1話ですが、これはオチから逆算しました。つまりほぼ全てが宇宙人が挨拶だと思って、ファッ●ユーをするための前置きでした。
 もっとも、深夜テンションで書いたため、誤用に気付きこっそり訂正した部分も……「食指」は人差し指だから「指」に直したりしました。
 とはいえ、全体がオチのためなので「なんで宇宙人はそこを知らないの?」と思った方も居られたでしょうね。SFの皮を被ったコメディなのでご理解ください。
 ちなみに最初に辺境のバーに行かせたのも、口が悪い場所で間違った知識を学習させるためでした。
 しかし、宇宙人ならともかくAIがこうして間違った学習をしてしまう恐れはあります。ネット上の偏った報道やネガティブな情報から、いつかそんな「怪物」が誕生するかもしれませんね。こう書くと、急にSFじみてきますね。

 次に、第2話ですが、これはフィクションでよくある不幸な未来を回避する物語の逆をしてみました。
 絶対回避できないなら、どうなるか……結果は諦めるしかないのですが、どんでん返しがなく絶望に向かって進んでいく物語になりました。
 ただ、この物語のYが特殊かというと、そうでもない気もします。多くの自然災害は、予測できても避けることはできません。特に自然災害の多い日本では、考えようによっては全ての人間がYなのかもしれません。
 そう考えると、絶望とは案外身近にあるのかもしれません。

 また、機会があればこちらに作中には書けないことを書かせていただきます。
 皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです。

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