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さて世の中「特撮ファン」=「怪獣ファン」ではないものです。
今の日本に昭和以来の特撮ファンという人種が何千人生き残っているか解りませんが(種々の商品の売れ行きから見ると、1万人はいない筈です)、1970年代末から生き残っている特撮ファンの中には「ゴジラ」より「太平洋の嵐」の方が好き、というオッサンもとい爺さんもいるのです。
或いはサンダーバード等メカ好きで怪獣よりメカが、ウルトラヒーローより防衛チームメカが好きという人もいたりします。
それでもスカイホエールやウルフ777が大好きという人はあまり見たことが無いのは残念です。
あれスゴくTV画面映えするいいデザインなのに。
それはさて置き、リック少年…成人して結婚して、外見はほぼ10歳のままなのですが青年になっちゃいましたね。彼はどちらかと言うよりミニチュア特撮大好きだった記憶があるので、「ゴドランの逆襲」をスっ飛ばして次なる新技術を実現したいと考えている様です。
実際、モデルになるであろう「ゴジラの逆襲」、急いで作った事、監督の小田基義監督がトニー谷の「家庭の事情」シリーズ、柳屋金語楼の「おトラさん」シリーズの様なホームコメディの人だったので作風が合わなかったのか、はたまたプリントの感度が悪く決闘シーンが真っ暗な上に音楽も起伏も旋律も無いものだった所為か、長らくファンには不評でした。
オールナイトで上映されると、大抵みんな寝てました。
まあ、極一部では「一番宴会が楽しそうな特撮映画」として「宇宙人東京に現る」と並んで評価されていて、千秋実が醸すノンビリ加減といい、小田イズムが本編を包む佳作とみる向きもあるので、いずれ拙作でも世界で再現される事になるかも知れません。