スペインと言えばタパス。タパスはアルコール飲料を頼むと付いてくる小皿料理です。ただし、スペインのどこへ行ってもタパスが食べられるのかというとそうでもないです。
タパスは主に南スペイン・アンダルシアの習慣です。 バルに行ってビールやワインを頼むと、小皿にオリーブ、またはスライスしたハモン(いわゆる生ハム)などがおまけで付いてきます。
特にグラナダはタパス天国! グラナダだったら、アルハンブラ宮殿もあるので日本からツアーで参加して、地元のバルを巡るのも良さそうです。
ただ、アンダルシアに行けばどこのバルでもタパスが付いてくる、というわけではないのがタパスの難しいところです。
バルでお客さんのテーブルをチラ見してみて、タパスをつまみながらワインを飲んだりしている人がいれば、少なくともタパスは出してくれるんだとわかります。
しかし、そのタパスが無料のタパスなのか、ドリンクとは別に頼むタパスなのかはドリンクを頼んでみないと分かりません。あと、無料でタパスを付けてくれても、ナッツやポテチだけだったりしてがっかりすることもあります。
オトクなタパス・バルだと、ドリンクに無料で付いてきて、なおかつ、メニューを選べるところもあります。そういうバルを見つけるには、いろいろ飲み歩く必要があります。長期滞在できれば、自分で探してみるのも楽しいでしょう。そうでない場合は、タパス・ツアーに参加してみて、気に入ったところが見つかったら、滞在中にもう一度行ってみる、というのがオススメです。
ドリンクに付いてくるタイプのタパスはオトク感がありますが、アルコールに強くないと何杯も頼めないので、そこは厳しいかもしれません。あと、タパスは基本的にアルコールにだけ付いてきます。飲めない人は、ノンアルビールを頼むと付いてきます。ビールをレモネードで割ったクラーラ(英語だとシャンディ)もいいかもしれません。南部ではクラーラを頼むと、リモンかブランコ(白)か聞かれます。リモンは、レモンの入ったレモネード、ブランコはスプライトで割ったものです。バルによっては、炭酸のミネラル・ウォーターにタパスを付けてくれるところもあります。
あとは、大皿に盛った小分けの料理がたくさんカウンターに並んでいて、そこから自分で選ぶビュッフェ・スタイルのタパス・バルもあります。こういうタイプのタパスは、お皿の数や、料理にささっている串の数で、料金を計算するようになっています。アンダルシア以外の地域のタパス・バルはこちらのタイプが多いです。これだと飲めなくても、好きに選んで食べられるのが良いです。
それから、カジュアルなレストランでは、メニューにタパス(Tapas または 1/2 などと書いてある)とラション(Racion)の2種類が違う値段で表示されている、ということもあります。こういったレストランでは、同じ料理を違う量で出してくれます。タパスが小盛り、ラションが食事用の普通盛りです。
タパスの標準メニューはこんな感じです。
- オリーブ(アンダルシアではアセイチューナという)
- ハモン(生ハムの薄切り。バルによっては、天井から塊のハモンがぶら下がっているところもある)
- ケソ(薄切りチーズ。硬めのものが多い。マンチェゴチーズが有名)
- 薄切りパンにパテやオリーブ、赤ピーマンのピクルスを乗せたもの
- パタタス・ブラバス(主に北部。四角いフライドポテトに赤くてピリッとするマヨネーズソースが付いてくる)
- パタタス・ポーブレ(主に南部。じゃがいもとピーマン、玉ねぎなどを炒めたもの)
- トルティーヤ(じゃがいものオムレツ)
- カラマリ・ロマーナ(いかリングのフライ)
- カラマリ・アンダルース(いかリングのフライ、だが、衣が粉。バルによっては小さいイカのフライがでてくることもある。小イカのフライは「チピローネ」ともいう)
- ペスカド・フリート(小魚のフライ。小骨が多い)
- ボケローネ(いわし。フライになっていたり、酢漬けだったりする)
グラナダでこんなツアーを見つけました。€40 は激安です! タパスも豪華!
https://www.jp-spain.com/tourism/707/バルセロナだとこんなのがありました。
https://www.veltra.com/jp/europe/spain/barcelona/a/17015マドリッドはバルセロナのやつと同じ系列ですかね。
https://www.veltra.com/jp/europe/spain/madrid/a/17013あ、沈みゆく夕日を眺めながらビーチのバルで一杯やりたい……と思う方は、バルセロナへどうぞ。バルセロナのビーチは歩いても行けます。
https://www.barcelona-tourist-guide.com/ja/atorakushonzu/baruserona-supein-no-bichi.html夏はどこも暑いので、ゴールデン・ウィークや 9 月、10 月くらいがオススメです。
それから、街歩きをするときは防犯に気をつけてください。
スペインにある日本領事館によると、観光客目当てに汚水やジュースをかけて、謝って拭き取っている間に財布をすったり、下に置いたカバンを別の仲間が盗んだりという手口が多く発生しているそうです。高級な腕時計を力ずくで奪っていくケースもあるとのことです。
街歩きをするときは、あまり高級そうな格好をしない。カバンは斜めがけ、バックパックはなるべく前にかける。お財布などを出し入れしたときは、必ずジッパーがしまっていることを確認する。突然親しげに話しかけてくる人がいたら、最初にカバンをしっかり持つ。これだけでも「警戒されてるな」ということがわかって防犯になります。
お子様連れ(高校生くらいまでを含む)の場合は、子供を一人にしない。特にトイレは注意。
昼間でも裏通り、人通りの少ない道は歩かない。歩道は端ではなく、中程を歩く。
レストランやバルでは、カバンを椅子の背にかけない。バッグ用のフックを持ち歩いて自分の膝の間に来るように置くか、カバンの持ち手や開け口の上に座るようにする。足の間に置くときは、自分の足に持ち手を絡める。
ジャケットを椅子にかけるときは、外側にかけずに内側にかける。ジャケットはポケットにジッパーが付いているものにすると良いです。
こんなところですかね〜。
ちょっと気は使いますが、事故に合うよりずっとマシです。後は、楽しく観光しましょ!