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納得いかんとです

投稿する際のジャンル設定について。

いま無謀にも二作を連載しているんだけど、「幼女受難」これ異世界ファンタジーとしてるけど、異世界じゃないのよ。

舞台はちょっと昔のドイツ。

作中で説明してないし、わざわざドイツっぽく描こうともしてないから分かりにくいけど。でも、日本人が日本舞台の小説を書く時も、日本だ和だの意識して書かないでしょ。

で、ジャンルの選択肢こと。
「現代ファンタジー」ではない。

「異世界ファンタジー」でもない。

「歴史」でもない。
舞台が昔でも、歴史小説じゃないもん。
異世界ファンタジーなら現在ってことで成り立つ話だもん。

正しく選ぼうとすると、選択できるジャンルがないじゃん。

まあ、こういった内容の話を書く時って、ほとんどの人は「異世界」という設定にしちゃうから、選ぶなら異世界ファンタジーなのかなということでそれを選んでる。

異世界を舞台にしちゃえばジャンル選びの問題は解決するけど、わたしは必然性もなく舞台を異世界にするが嫌なんだよーー。

でもさー、考えてみるとおかしな話だよな。

「1000年前のヨーロッパを舞台にしてさー」
「異世界ファンタジーの異世界じゃない版だね」
いや、逆だろっ。
こっちの世界があっての異世界だろ。

うーん。ジャンルがないぞという話から、異世界が考えの標準基準になっちゃってませんかという話になってしまった。

3件のコメント

  • 本来ならジャンルって、SFとか恋愛とかホラーとか作品の内容によって分けられるもので、舞台設定がどこかなんて関係ないんですよね。
    で、その中に「ファンタジー」もあった。
    異世界ものがめちゃめちゃ流行ってファンタジーが埋め尽くされたので、切り離す意味で「異世界ファンタジー」を作り、それ以外をどうしようとなった時に「現代」を持ってくるところに問題がありましたね。
  • >「異世界ファンタジーの異世界じゃない版だね」

    ちょっとツボってしまいました😆
  • 私も

    『1890年前後のイギリスがモデルのファンタジー』

    を書いたとき、同じことを思いました。


    でもちょっと卑怯な話、

    『実在の過去のイギリス』

    を舞台にした場合、わざわざそこを選んだからには
    時代考証が正確でないといけないところを、
    異世界にしておくと言い訳が効くんですよね。
    私はそう自分に言い聞かせて割り切りました。


    でも時代考証の精緻さが売りの作品を
    書くときには、いよいよブチ切れるしかないなぁ。
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