近況ノート内で「吉沢亮氏みたいに神社で祈るしかない」と言っていたのは15秒CMから知ったもので、今日ちゃんと、というかついに、忙しすぎて見に行けなかった「国宝」をようやく見に行けました…!
いやー面白かったです!歌舞伎なんて一ミリも知らんしついていけるか、と思いましたが普通に話がめちゃくちゃわかりやすかったです。結局歌舞伎役者も普通の人間と同じなのかもしれない、と思いました。
ポップコーンを食べる手が何度も止まるくらいに見入ってしまいました。
最初、主人公の喜久雄(吉沢亮氏)より、俊介(横浜流星氏)に感情移入してしまいました。
・遊び呆けてて「ゔおええきもちわる」とか言いながら二日酔いで舞台に立つ(出勤)←あるあるすぎる
・舞台が終わってキャバレーのホステスの女の子たちに調子のいいことをいうお調子者枠
・主人公に才能では勝てないこと、父親が自分ではなく部屋子の喜久雄を「曽根崎心中」の代役に選んだことの嫉妬
…という感じで、私は俊介に親近感・共感を持って、「喜久雄はなんかチートすぎてあんまりやな…」と思ってましたが、後半、半二郎を襲名したものの歌舞伎は才能より血筋な世界なので上手く立ち行かなくなる喜久雄を見て主人公にも感情移入できました。
冒頭でやった「二人藤娘」を年取って和解した二人がやったのは感無量でしたね。
もう初公開日から6ヶ月も経ってる映画なので今も上映してるのか?と思ってましたが、フツーに上映してたので気になっている方でまだ観に行ってない方はぜひ!
次気になってる映画はプラダを着た悪魔2なんですが、1を見てないので配信サービスか何かで見ようと思います。