遥の主な交友関係
小野田 優子(おのだ ゆうこ)旧姓 山岡
小学一年生時からの遥の親友。中学生になったあたりから遥に欲情するようになりだす。その頃にクラスでつま弾きに逢っていた有理を受け入れる。二つ下の修が保育園児だったころからの幼馴染でもある。高校一年の夏休み前、ハンターであった父親が変異種の日本猿に襲われ亡くなる。その後遥が仇討ちをしてくれたことから想いが爆発し、希うかたちで遥との初体験をする。以降、マモルの出現に悩み、修の好意に悩み、楓のちょっかいにイライラしながらもめげることなく一途な想いを貫き通す。隣国特殊部隊の白昼の襲撃により重体となるも遥の治癒魔法開眼により奇跡的に回復。鉄など、小野田一族重鎮の同意を得て修の嫁になる代わりに遥に侍る許しを獲得した。遥と同じ大学へ進学し、修が成人してすぐに婚姻。小野田本家次代の当主の妻となった。その翌月、遥とマモルの挙式の際に極限られた人のみで遥との祝言を挙げてもらい歓喜する。その場にはそれぞれの夫たるマモルや修も同席していた。天才とかという訳ではないが非常に優れた視点をもち、頭の回転も早い。ライバル視しているマモルには常に辛口だが度々マギプロジェクトでの課題に的確な助言をしたりしている。遥の為に始めた料理の腕は鬼才山城も認めるレベルにある。かなり性欲強めで強引なところがある。何故か人でありながら遥の眷属となり、転移魔法獲得初期の頃の転移先マーカーでもある。
二谷 有理(にたに ゆうり)
中学生の頃、有理の塩対応が気に食わないクラスの女子らからはぶられた際に遥と優子のグループに迎えられて以来のつきあい。兄の影響でPC関連に優れた才能を有する。家族の影響で昭和な諸々に造詣が深い。遥はこの有理の影響で持ち歌が懐メロばかりだ。興味がない人間に対して非常に塩対応で、思考がドライである。合理的思考も行き届いており、幾分抱えている性欲を「優子がいいならわたしも」と言って遥の愛人に納まって発散するが実は翔が好きだったりする。大学生になって遥のカラオケ友達のご老人らとの交流が彼女を変えて、爺垂らしと一部で噂されるくらいには人付き合いができる子となった。後にマギプロジェクトへの就職が許された。兄の尊も同僚となっている。
佐倉 楓(さくら かえで)
遥の性技の教官にして愛人。相互に依存している。一門参照。
小野田 護(おのだ まもる)旧姓名 ウィリアム マモル ガーランド
遥の伴侶にして唯一の男。元英国人。遥との出会いの時はまだ13歳であった。だが既に英国の名門大学をほぼ卒業というところまで進んでおり、卒業までの余白期間に母方の母国である日本へ来て遥と運命の出会いをした。遥の魔法を知り、その考えを論理的に纏め上げて仮説論文とした張本人。小野田一族の全面バックアップを得てマギプロジェクトの前身ともいえる組織の論理的支柱を成し、完全民間企業化した際には代表者となる。前世から持つ価値観により同性同士の性行為は可とする。これにより遥は多数の同性の愛人を作ることとなる。しかしその殆どはマギプロジェクトのメンバーや関連する人脈に連なる人々で、遥が組織の維持発展のための生贄と化している面が強いとも自覚していて思い悩んでもいたりする。前世でも遥の前身であるリーゼロッテと夫婦であり、溺愛していた。またそのころのマモルの名はアスタロス・レギオンであり、角を生やした戦闘民族的人種であった。また、同族らに祭り上げられて魔王を僭称させられていた苦い過去をもつ。激高した際に身に纏うプラズマ化した高温の何かが形状を成す姿はこのアスタロスの現身だ。角のあるそのシルエットから今生でも魔王と噂されている。
エリザベス 紗耶香 ガーランド(えりざべす さやか がーらんど)旧姓 新堂
マモルの母。遥を一目みて気に入った。以降、ちょくちょくお茶会へと誘っている。
新堂 衛(しんどう まもる)
衛の母方の祖父。新堂流古武術の師範。古くは伊賀流系統の武術であったと思われる。遥が小野田流の本家筋と知り恐悦し萎縮してしまう。ウィリアムのミドルネームでえるマモルは彼から貰った名だ。
アーサー M ガーランド(あーさー えむ がーらんど)
マモルの父。英国人。武器の販売と一部独自に設計開発もしているブリティッシュアームズ社の代表。マモルは彼の後妻であるエリザベスとの間の子で、死別した前妻との間に二人の男子がいる。二人とも社会人であり、いいところに勤めている。日本文化贔屓であり、美意識がとてつもなく高い上に独特な哲学を有している。遥を一目見てその美しさに惚れこみ長文でもって賛美する。周りは焦燥且つうんざりだが遥にとっては面白いお義父さんということに。茜が経営する小野田商事とは長らく取引関係にあり、マギプロジェクトの一端(機材メンテナンス業務)に参画を許された。
結城 蛍(ゆうき ほたる)
遥らが進学した東都大学文学部フランス文学科准教授。元は理系であったが憧れのフランス人物理学者の影響で気付いたら文学者となっていた稀有な経歴の持ち主。非常にセンシティブな性格であり、美人なのを隠して生活している。初恋の相手は18才年下の子でそれが初体験の相手でもある。お相手は当時12才だったそうで完全に犯罪案件である。結果論として彼女は同性愛者であり相手も女の子だったのだがそれでも犯罪には違いない。とにかく後ろ向きな性格であり、一度依存されたらどこまでも喰いつかれてしまいそうな恐怖感がある。当初の遥は本気で蛍に関わることを恐れていた。その後友人となる倉持友梨佳(ユェファ)の愛人であったことが知り合った直後に判明する。回数は少ないが遥とも関係を持った一人である。身なりを整え颯爽とした美人にビジュアルチェンジしてからはコアなファンが多数付くことになる。やがてフランス文学会の女神と呼ばれる女。
倉持 友梨佳(くらもち ゆりか)前世旧名 趙 月花(ちょう ゆぇふぁ)
遥の前世世界から転生してきたユリアヌスルセル帝国皇帝の元側妃にして大陸東端の大国、宋国皇帝の姫。皇家は銀狼という獣人の氏族でもある。成人後に前世の夫が迎えに来るとの啓示を受けている為、それまでは今生の生を楽しんでいる。皇女時代の側仕えであった侍女によく似た蛍を気に入り関係をもつ。因みにその侍女は処女性を維持しながら性的な施しをしてくれた相手でもあり、ついムラっとしたというのが真相。米国の大学へスキップで入学、修了し、情報工学の分野で突き抜けた才能を発揮する。主に違法なハッカーとしてではあるが。こちらの世界で魔素の謎に迫るマモルの業績に興味を持ち、マモルが特任教授となっている東都大学を受験するつもりで下見に来た際に遥と出会う。その直後には蛍とも5年ぶりの再会を果たす。遥の前世であるリーゼロッテとは側妃ヘルガを通して知り合いであった。今生では友人として、ときに愛人として関係も持つ間柄となる。現在は迎えに来た前世の夫と、他側妃二人と共に暮らしている。
市川 沙織(いちかわ さおり)
小野田茜が設立した小野田商事の最初期からの社員。現在は専務。茜よりも数歳年上であり、既婚者であった。事故により夫と幼い息子、それに男手一つで自身を育ててくれた父を同時に失い精神に異常をきたす。元々茜の親しい友人であり、どうにか立ち直らせようとして茜が自棄且つ生きる気力も失った彼女を無理やりに自身が立ち上げた会社で働かせて数年掛かりで一先ず立ち直らせる。しかし今も自宅には息子がいると思い込んで生活しており、心深く刻み付けられた傷は癒えていないことが見て取れる。作中では名前しか出てこないのだが、姓呼びはむしろ家族を想起させるきっかけになりかねないことから周囲の誰もが避けている。若い者らへの面倒見が良く、仕事上では怜悧な頭脳をもつかなりの遣り手である。遥のことは絶望の中、茜に引き取られて世話をされていた頃からの間柄であり、時に乳児だった遥の世話をしていたことから「もう一人のうちの子」的位置付けとなっている。文字通り目に入れても痛くないくらいには可愛いと思っている。だがそれ故に遥へ躾をする立場としての厳しさも持っている。約束を反故にして連絡も寄越さず無断欠勤した遥にかなり厳しい苦言を呈してシオシオになるまで叩きのめしたこともある。その一方、笑いには一家言持っていて、優子チョイスの地方の土産物の名称に一喜一憂し的確なコメントをする一面も。茜が引退した現状、小野田商事は彼女でもっているといっても過言ではない。
エリザベス バート(えりざべす ばーと)前世名 ベアトリクス ルセル
遥の前世世界から転生してきたユリアヌスルセル帝国皇帝の元側妃にして帝国軍人。生粋の同性愛者であり気に入った女は力ずくで手籠めにしてきたが故に帝国の強姦魔との二つ名がついていた。被害者の中には人妻も。転生後は英国の大学を早期に修了し、陸軍士官学校へ一年前倒しで入学、人外ともいえる戦闘力を発揮して見せた。日本で失踪した従兄の調査の為に叔母とともに来日し遥と出会う。一目惚れだった。後に前世の夫と共に遥に再会した際に遥が前世で知己であったリーゼロッテだと知る。愛人となる為に対戦を願い出てぼろ負けするも関係を持ってもらえることとなった。その後遥配下の傭兵団である暁(エイオース)を貸与してもらいこれを基点とした傭兵団を形成する。自身と傭兵組織を以て害獣や魔法を使う魔獣らと対峙してゆくこととなる。
ヴァルナ マーリア(ゔぁるな まーりあ)前世名 エイダ ルセル
遥の前世世界から転生してきたユリアヌスルセル帝国皇帝の元側妃にして経済・通商関係の大臣であり軍の統括、参謀総長。謀聖とまで云われた神算鬼謀の人。今生ではハンガリーに生まれた。名前は日本同様に姓名の順。十代で博士号を複数持つ才女。遥との接点は少ないが、前世での遥であるリーゼロッテのことは学生時代から良く知っている。故にかなりの好感をもっている。マモルのことは前世のアスタロス時代からある種の敬意を以て接していた為、まあ、憎からずは思っている。前世において元は公爵令嬢だった。
ユリアン ルセル(ゆりあん るせる)
異世界から現世の地球へ非常に細く薄い影響力を行使してなんとか分体を作成し、並列思考の精神を憑依させた偽りの身体を地球側へ出現させた。元ユリアヌスルセル帝国初代皇帝であり星神。遥の前世での主人である元伯爵令嬢のヘルガお嬢様の夫でもある。正妃クロエ他、側妃、愛人多数。現在のところ複数の属性において大精霊の地位を占め、神不在のこの地球に於いて神に準じたる存在となっているが、崇められるのを嫌い認知されるのも拒絶する為に自身の名前が知られないように地球に住む全ての知生体に名前が認識できないような干渉をしている。存在を知る者からは「名前不詳の神」と呼称されている。行き過ぎた愛妻家であり、過保護な神。ヘルガの従者であり、付き合いの長かったリーゼロッテである遥のことを気にかけている。因みに遥やマモルが同性の愛人ならば可としているのは彼に由来する。また、前世世界に彼は転生して赤子として誕生したのだが、その前は実は地球出身。遥が生まれた頃に銃で撃たれて死亡した。
ヨシオ(よしお)
北海道十勝岳に縄張りを持つ巨大なヒグマ。翔に率いられ茜、修とともに遥が鍛錬の為に訪れた際に高い知能により翔に気に入られて行動を共にする。小野田家全員にコテンパンにされて完全服従したからこそ生存を許されたことが彼の幸運であろう。以降、毎年夏休み頃には小野田家及び随伴する自衛隊員らと過ごすのが恒例となっている。本来雄は子育てに参加しないはずのヒグマであるが、子が生まれる度に遥らに会わせている。おそらくは相互に認知させて子らの生存率を高める為と思われる。現在では立ち上がった際の体高が10m程となっている。恐らくは魔素を帯びて重力に干渉し始めていると思われる。そうでなければこのサイズでの二足立ちは不可能であろう。遥の眷属(初期の転移先マーカーとして機能していた)でもある。
ミシャグジ様(みしゃぐじ さま)
諏訪大社の一部(守屋氏)や東日本にて古い神として信仰される(守屋神社他)。縄文の神などとも云われる蛇神。推定で数万年の眠りから覚めて復活した。観光道路として維持できなくなったビーナラインの一部、霧ヶ峰山上の湿地にて静かに暮らしていたがその画像などがネットに上がり特異な存在が取りざたされるように。遥らは当初討伐するつもりで赴いたのであるが、遥が意思疎通できてしまった為中止。精霊が認識できることも発覚して以降はマギプロジェクトの影の協力者となった。遥の眷属でもある。
ヨシコ(よしこ)
北太平洋で確認された巨大化した海獣(ゾウアザラシと思われる)を遥が米国の依頼を受けて退治しに行った際に邂逅した30m超えの巨大な雌のシャチ。即日遥の眷属となった。当初は8頭の群れであったが現在はもっと増えている。子シャチが尾の部分を巨大サメに食い千切られた際にはヨシコは遥へ救い求めて念話を送っている。これに応じた遥は転移でヨシコのもとへと赴き精霊AIらのトレースからロストすることに。海岸に残されたバイクが見つかると小野田一族が大騒ぎとなった。この出来事は後に精霊AIらによる全地球監視体制構築の契機となっている。
カオル(かおる)
イランに出現したドラゴン。遥らの前世世界における認識だと中位ランクでも上の方のドラゴン。念話にて人間と対話することが可能。但し受け手側にも同様のスキルが求められる為、当初は遥とマモルくらいにしか会話が出来なかった(ミシャグジ様らもこれと同様)。音速を超える飛行が可能であり、口からはビームのような熱線を吐き出す。風属性魔法も使いこなす器用なドラゴン。千島列島の火山島で遥と本気で戦い惨敗した。遥の眷属となり力の差を実感したこともあり忠実な僕ともなっている。遥の眷属らが海で一堂に会した際、優子の存在価値の高さを知り、以降彼女の指示に従順となり眷属らのリーダーとして認めている。カオルの飛行能力から重力制御の可能性を優子が見出し、遥が重力制御に開眼する切っ掛けともなった。
武田 暁高(たけだ あきたか)
遥の実父。中学生の頃に一目惚れした茜との間に無自覚なまま遥をもうけた。妊娠を伏せたまま突如行方をくらませた茜に操を立てたまま年月を重ねた一途な男。遥が大学生となってからそれと知らずに自身が支援する作家のイベントで出会い、強く興味を惹かれる。また、遥に茜の面影を見た暁高は後日旧知である小野田翔の元を訪れて対話し、茜との再会を果たす。それにより遥が自身の実子であると知り舞い上がる。その後、アプロ―チの方法を誤り遥のキツイ制裁を受けて自身が専務を務める花菱重工業が危難に見舞われることとなった。大企業の跡取りであり、名門家系の出であること。自身の学歴と能力に強い自信を持っていることなどによる傲慢且つ自信家な性格は遥によりその高い鼻ごと粉砕される。後に茜の仲裁で赦される。現在は花菱重工業の役員を辞して小野田商事の常務に就任して社長となった遥の補佐としての役割に腐心している。