いつも応援ありがとうございます。
気づけばもう十二月ですね。
私事でいえば、今年からWEB小説の執筆を再開して、もうすぐで一年が経つというところです(オルデキスカの投稿を開始したのは三月ですが、書き始めたのは一月からなので)。オルデキスカは執筆に消費するエネルギーがあまりにも多く、現実の生活にも支障が出そうだったので、いまは休止しています。そんなこんなで、休んだり、急に書き始めたりと気まぐれな私ですが、その間に生成AIの問題だったりと、いろいろ起きていたみたいですね。
私個人の考えとしては、正直、すべての作家が理想とする文体、筆致を目指して丁寧に、丁寧に地の文を書いていると、いずれ日本語で表現する小説の限界に到達してしまい。それゆえに、どの作品も似た文章になる、つまり文章の完成度が完璧に近ければ近いほど、生成AIかどうか疑心暗鬼になってしまうと考えているので。生の作者の息づかいや熱が失われないよう、私はあえて小説として間違った書き方をしてみたり、登場人物の無駄な行為(書く必要のない細かな動き)を書いたりしています。あとは譲れない個性として、私だけが書ける作品の色として、登場人物のセリフにはこだわっています。私の作品の登場人物の喋り方はリアル調、アニメや映像作品のようなセリフ回しを意識しています。
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私は根っこがかなり設定厨なので、しっかりと設定やストーリーラインを練った長編ファンタジーばかり書きたいとこだわってしまうのですが。最近は、プロットや設定を用意せずにアドリブで執筆する短編小説にも挑戦しています。『勇者Lv.ZERO』や『宝くじで10億円当たったので、埋めます。』の二作品は、かなり私らしくない書き方をしてみました。まるで自分の内面の黒いところを晒すような、なんとも言えない気持ちになりましたね……。
一方、『HORN - 角の美容師 -』は、オルデキスカと同じように、丁寧に、丁寧に書き進めています。その分、執筆に時間はかかりますが、私はこういう少し不思議な世界観のファンタジー作品が好きなので、ちゃんと最後まで書き上げたいですね。短編なので、5000文字以内には完結する予定です。
引き続き、よろしくお願い致します。
@或火譚/アルカタン