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📚本に恋して📚 第7回を公開しました。

今回ご紹介するのは『賢人の視点』(パウロ・コエーリョ著、飯島英治訳:サンマーク出版)です。

第4回でご紹介した『アルケミスト』の著者、パウロ・コエーリョさんのエッセイです。原題は『流れる川のように生きよ』で、自らの想いを吐露し、友人・知人から聞いた、または、新聞記事で知った特別な話が紹介されています。

ページをめくると、タイトルの元となった詩が掲載されています。

 流れる川のように生きよ
 夜はただ静かに
 暗闇を恐れることなく
 夜空に星が瞬けば、それを映し
 青空に漂う雲があれば
 それもまた川と同じ水であることを忘れず
 喜んで映し返そう
 穏やかで、深い心で

これは、詩聖とも呼ばれているブラジルの詩人、マヌエル・バンデイラの作ですが、最後の「穏やかで、深い心で」という一節が胸の奥まで沁みてきます。

しかし、その一方で、こうも思います。
果たしてこのような心で過ごしたことがあるだろうか? と。
仕事に追われ、プライベートな時間もスマホやテレビやゲームに支配され、夜空の星を眺める余裕もなく、ただ時間だけが過ぎていく……、そんな毎日を過ごしていると虚しさが募ります。

ですので、ちょっと立ち止まって、しがらみから一時離れて、フ~っと大きく息を吐いてみる。そんな時間が必要ではないでしょうか。
大切なことを思い出すために。
大切なことを忘れてしまわないように。
大切な人を失わないように。
そして何より、自分を失わないように。

この本には85の素晴らしいエピソードが収められています。その中からいくつかご紹介していますので、是非お読みになってください。

https://kakuyomu.jp/works/822139838978875665/episodes/822139839365288979

光り輝く未来

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