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才能がないと感じる日々

どうも、灰谷です。
小説を書き始めて、数日が経ちました。
そのなかで、私は自分の才能のなさに、日々痛感しております。

どうにも、思考が安直な方向に流れてしまうのです。
それが悩みであり、課題でもあります。

いくつか作品を書きながら、自分なりに“物語の構築手順”というものを振り返ってみました。
まず、タイトルを考える。
次に、登場人物の有無、主観か客観かの視点を決める。
そして、タイトルと内容にどう整合性を持たせるかを模索し、
比喩や対比といった表現技法を、どこにどう組み込むかを考える。
最後に、自分自身の体験や感情を作品に落とし込んで、物語を完成させる。

……うーん。こうして書き出してみると、なんとも単調で、型に嵌まりすぎた流れだと痛感せざるを得ません。
表現技法が浅く、言葉に深みがない。
書くたびに、自分の限界を突きつけられるようです。

とはいえ、自分の心に積もったもの、うまく言葉にできなかった感情たちは、いくつかの作品を通して吐き出せたように思います。
問題は、次に“何を”表現すべきかが、まだ見えないということです。

だから今、私は思うのです。
——やっぱり、自分には才能がないのかもしれない、と。

けれど、そう嘆きつつも、また書きたくなる。
それが、物語を書くという行為の、不思議な魅力なのかもしれません。

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