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『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と悪魔の研究』更新しました!

最新話『第44話 にらみ合いと、うどんと』更新しました!
西のゲームが終わるとランは高らかに昼飯をおごると宣言した。
食通で知られるランのおごりに期待するかなめ。
ランは『租界』に行って自分が遼南人であることを思い出したのでうどんをおごると言う。
遼帝国の民にとってうどんは特別な食べ物だった。
地球圏が遼帝国の民のもたらしたもので遼帝国の民が喜んでいるのは良質な小麦だけと言ってよかった。
第二次遼州戦争でもひたすら甲武やゲルパルトの足を引っ張りまくった遼帝国軍の多くの伝説はうどんに関するものだった。
遼南内戦末期にも名君であり戦略家として知られる献帝はうどんを使って敵を滅亡させたという逸話もある。
そんな遼帝国出身のラーナはうどんという言葉を聞いた時から目を輝かせていた。
彼女の家では週に一度はうどんを食べ、残りの日は痩せた土地向きのそばを食べていたと言う。
そんな中ランに司法局本局の渉外担当の明石中佐から連絡が入った。
ライラは司法局にも圧力をかけ情報の提供を求めていると言う。
ランは情報の出し渋りはライラたちの利用価値が落ちると踏んで情報を小出しにするように明石に命じた。
ランお勧めのうどん店に向う一同。
既に完全にうどんを楽しむモードに突入しているアメリアの笑顔がまぶしかった。

感想お待ちしています!

画像は遼帝国出身のラーナが週に一度はうどんは後はそばを食べていたと言う食生活を語った

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