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「冬の最終列車」(掌編・1話完結)を投稿しました

予告通り、掌編をもう一本投稿しました。今回は1話完結の、短いものです。
「彼が列車で逢いに行くフェア」の2作目、というわけではなくたまたまですが、こちらは彼が訪ねてくる、遠距離恋愛がテーマの割とシリアスな作品になりました。春まで逢えない、というのはつらそう。

「クリスマス・エキスプレス」のほうは、どうも彼女に相手にされてるか怪しいのでそこが違いますねw

冬の最終列車(掌編・1話完結)
https://kakuyomu.jp/works/822139840080990139
「この列車に乗るのよ、カイト。また春になれば、会えるじゃない」
 零細な簡易軌道でも、私達にとっては外の世界につながる、頼もしい存在だった。
でも、今日を最後に次は、春が来るまで列車の運行はない。その最後の日に合わせて、カイトは私に会いに来てくれたのだった。
 吹雪に覆われた辺りの風景のように真っ白になった頭で、泣き出したいのを必死でこらえて、私は強く言った。

その「クリスマス・エキスプレス」も、毎日140字ずつですが鋭意連載中です。
アドベントの期間も、そろそろ残りが少なくなりましたね。

クリスマス・エクスプレス故郷へ ~1話140字のアドベントカレンダー~
https://kakuyomu.jp/works/822139839826488458
イブの夜、超特急は故郷の街へと走る。きっと彼女は待っている(願望)



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