絶望小説書下ろしに玉兎を登場させてからはや一年。九尾シリーズ本編でも、玉兎がキーアニマルとして活躍するようになりました。
自分でも書いていて「玉兎が狂暴すぎる(白目)」となっています。玉兎の兵隊というイメージは、実は某弾幕ゲームの影響もあるんですけれど……
それはそれとして(?)玉兎の伝承や西遊記などでの活躍についてつらつらと書いて行こうかと思います。
【そもそも玉兎とは何か】
・月に住むとされる地球外生命体、あるいはウサギ型宇宙人。
中国をはじめとする東アジアでは、月の影がウサギの姿に見えるという事で、月のウサギ=玉兎の伝承が有名。
但し、月にウサギがいる由来については「帝釈天に身を捧げたウサギが月に召された」「嫦娥が月に逃亡した時にウサギを連れて行った」「そもそも月世界にウサギがいた」と諸説あります。
それどころか、玉兎は(九尾や金烏と共に)西王母の従者という説まであるんですよね。玉兎は、月世界と西王母の従者の二系統があるってコト……?
興味深い説としては、「妲己に殺された伯邑考の肉片がウサギに変じ、女媧によって月に住む玉兎となった」というものもあります。あっ……(察し)
なお、日本では望月=餅つきで、餅を搗くイメージがついていますが、本場中国では薬を搗いているみたいです。
【西遊記による玉兎】
残念ながら(?)封神演義には玉兎は登場しませんが、西遊記の終盤には玉兎が敵役として登場します。天竺のお姫様を遠方にポイした挙句お姫様に成りすまし、玄奘三蔵を婿にしようと迫ったため、孫悟空とタイマン勝負と相成りました。
なお、この時玉兎は装身具や衣裳を脱ぎ捨て、全裸で(!!)闘っています。この様子を見た皇后や腰元たちも「全裸で闘うんだから、あれは偽者やな」と納得します。ツッコミどころしかねぇ……
なお、玉兎がお姫さまをポイした理由は、過去の因縁にあります。
というのも、お姫様はもともと素娥と呼ばれる月世界の仙女だったのですが、20年前に玉兎は彼女に殴打されてしまいました。後に仙女は転生してお姫様になったのですが、その恨みを果たすべく彼女を荒野にポイした次第です。その後玄奘三蔵を狙ったのは……まぁ西遊記あるあるです。
【玉兎の強さ】
玉兎って実は結構強い種族ではないか、と思われます。
前述の西遊記では孫悟空と半日ばかり杵を振るって闘っていた(※)との事ですし、玉兎の一種である兎児爺は、猛虎を馬代わりにまたがり(!!)疫病に苦しむ人々に薬を配っていったそうです。
あと、玉兎の話からは離れるのですが、アルミラージュや首狩り兎など、ウサギ型のモンスターって肉食・狂暴な種族が多いんですよね。だから玉兎ももしかしたら……(文字はここで途切れている)