『わたしをつくった百の物語』を更新しました。今回は、横溝正史『犬神家の一族』です。
横溝正史の探偵小説は、海外の推理小説の影響を受けながらも非常に日本的……というか、この国の風土を感じさせる土俗的な描写が魅力だと思う。横溝作品ではありがちな「地方の旧家」なんて都会に住む日本人にとってはすでにファンタジーだから、金田一耕助シリーズをひもとくと読者は一気に時空を超えた横溝ワールドへ飛ばされるのだ。
今回の記事を書いている最中に、『八つ墓村』の新作映画がこの秋に公開されるというニュースをネットで見つけた。これも何度目の映画化か知らないけど、横溝正史の小説って人を引きつけるんだなあ。
『犬神家の一族』
https://kakuyomu.jp/works/16818622174472602442/episodes/822139844065282297