• エッセイ・ノンフィクション

一緒に考えていただきたいこと(ノンフィクションではかなわない)

私は物語を創作する人間というより、実際にあった記憶を辿って引き出し、それを書き起こす、そういうタイプの人間である。

何の因果か、私の周囲では「ノンフィクションです」と言うと大変驚かれるような信じ難いことが多く起きている。そのため工夫して異能力など書かなくても成り立つ故に、ノンフィクションで書いている訳です。

創作ではなく記憶を辿って書き起こす人間は他にも存在しているだろうが、私の場合にはこの記憶を辿る作業については同時に苦痛も伴っている。

おそらく誰にでもわかる理由で、辛い記憶を掘って書き起こすことになるからだ。

近年は小説に限らずアニメにおいても異世界ものがあまりにも多く溢れ、その勢いに単なる「ノンフィクション」を掲げているだけでは到底かなわない。であれば異世界ものを書いてみましょう、と言ったところでうまくいかないのは明白である。それは他の人にお任せしようとなるだろう。

異世界ものにノンフィクションで抗っても絶対にかなわない時代なのだろう。

カクヨムにおける話だが、そもそも読んでいただけるかどうか。そこで圧倒的にノンフィクションは劣る。タグやキーワードは異世界ものを意識したものが多くあるが、ノンフィクションのタグはない。ノンフィクションにも「恋愛」だとかそういったジャンルが含まれているのだけど、そういったものをどのようにして読者が検索をするのか。

全く分からない。

ただ、数人の方に読んでいただいるのは間違いなく、応援するのマークももらっている。すごくありがたい話だ。もっと応援してほしい。

そして、ノンフィクションで異世界ものに勝つにはどうしたらいいか教えてほしい。

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