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https://kakuyomu.jp/works/16816452221276435082/episodes/822139836908533995たいへんお待たせしました。
メインストーリー前日譚第5話です。
如月とレイがようやく到着して、元花原さんの天使兵との戦いに入りましたね。
なんで花原さんだけ襲撃から離れたところにいたのか? その理由は後でちゃんと説明します。今回はそれ以外のところの裏話を。
法を敷く呪術の反動は、今のところ15時間に1回です。2回以上やれば体に後遺症が残ります。故にそう簡単に使えるものではないのです。前の述べた通り、誓約なく使うためにはレイはかつての自分の力の50パーセントを取り戻さないといけません。不便。しかし仕方ない。話の都合上、クールタイムがないとすべてレイが片付けてしまうのでね。バトルには苦難がつきものでなければ。
もう1つの本編中に詳しく語らないだろう裏話は、今回突入してきた4人の侵入者についてですね。
伊東家の神人は中央のお偉方ほど基本的に人間をどうとでもなる「すぐ壊せる不良品」とナメているので、今回のような当主が領地の外に出る異常事態がない限り、彼らのような伊東本家直属軍の精鋭部隊は京都には攻め入って来ません。この油断という幸運も京都が伊東家の蹂躙から助かっていた理由の1つとしてあるでしょう。もっとも、理由はそれだけでなく御門家の存在もあります。
要塞に突入してきた4人も、先導御剣や野田和幸等、有名な神人キラー(我々目線だとスズメバチみたいな油断すると死ぬイキモノ扱い)以外に自分たちが殺されるわけないと思っているでしょう。ここからどうなるか見ものですねぇ。
ちなみにリーダーは守護者第1位先導御剣の方へ行ったと言いましたが、最後に人間最強の男の力もそこで少し描写したいと思います。お楽しみに。