読んでくれている皆様、ありがとうございます!
さて、今日もSNSで見かけた話です。
小説上手くなりたいのでみなさんの作品を読ませて欲しいって言うつぶやき、よく見かけますよね。これ、意味わからなくないですか?
小説が上手くなりたいなら絶対に紙の本を読むべきでしょう。
ネット小説何て、どうしても無料で物語を流し込みたい人のためのジャンクフードみたいなもんですから。
……という主張の方がいらっしゃいました。
ずいぶんと見聞が狭いようですね。
さて、そもそもうまい小説とはどういうものを指すのでしょうか?
流麗な文章なのか、比喩表現の巧みさなのか、テンポのいい文面なのか、人物描写なのか、情景描写なのか、心情描写なのか、構成なのか、伏線なのか。
ま、その複合とも言えるでしょうけども。
必ずしも、ネット小説が紙の小説に劣っているとは限りません。
確かに構成から調査、推敲まで自分ですべてをしなければならないので、高水準を維持する難易度は上がります。
ただ、だからと言って商業作家だから上手いわけでも、編集者だから必ずしもベストな助言をくれるとも限りません。
紙だろうがネットだろうが、うまくない作品って案外ごろごろしているものです。
ただ、遭遇率で言えば当然、ネット小説のほうが多いわけで、ゆえに難しいところでもあります。
そしてそもそも、大河ドラマと朝の連ドラでは求められる技術が違います。
私は大河ドラマ型なので、基本は文庫単位での構成が得意で、朝の連ドラはなかなか苦労するでしょう。
一方で、ネット小説界隈には、この朝の連ドラ方式が得意な方が上に行く傾向もあります。
まあ、だからと言って今のネット小説の評価基準が必ずしも一律に正当かは別の話ですが、とにかく上手いの基準は何をもって上手いとするか、何を参考にしたいのかで変わるんです。
当たり前の話なんですけどね。
