先週も『隅っこで花咲く作品』にお星さまをいただきました。
全くもってPVアップにもフォローアップにもならない、役立たずエッセイですが、読んでいただいてありがとうございます。
11月も上旬が終わり、カクヨムコンの参加を目指している方は、そろそろ追い込みをかけている頃かと思います。
え? すなさとですか?
私はですね、
人生に追い込みがかかっています(大量汗)
本業の方で、わりと精神的に参っております。可能なら、もう全てを投げ捨てて逃走したい。
『隅っこで花咲く作品』で、逃げることは大切だ、などと申しましたが、いざ逃げるとなると勇気がいります。
わりとヘタレです。物事は、そう簡単ではないのです。はい。
こうして何かを書いている時が、唯一の心の安らぎですね。(現実逃避とも言う)
さて、今週は本をいくつか買いました。
すなさとの書く物語は和風ファンタジーですが、物語を書いていると、あれこれ分からないことが出てきます。
今はインターネットという便利なものがありますが、最後はやっぱり資料は書籍等を参考にします。
先日、新しい物語を考えていて、ふと昨今の洋風ものって書きやすかったりするのかなあと、いい加減なことを思ってしまいまして。
というわけで、かなり前に他の作者さんが紹介されていた『中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典』(たぶん、これだったと思う)を手に入れてみました。
パラパラと読んだ感想は、初心者の私でも分かりやすい!
中世ヨーロッパの基礎知識から、政治・風俗や文化・日常生活などについて、丁寧に解説してくれています。
「農民はパンを焼くことが許されなかった」とか、知らなかったです。世界史は、ローマ帝国の皇帝の名前を覚えられずに終わりましたので💦
何も知らない私としては、勉強になる内容でした。
ただ、これだけで話が書けるかと言われれば……たぶん無理、な気がする。
登場人物に息を吹きかける時、どうでもいいことが気になり始めたりしません? この時代の髪型のスタンダードは? 標準的な服装は? 使われている生地は? 玄関ってどんな感じ? 部屋の作りは? 布団って、今の布団と同じなわけないよね?などなど……。
この先を知るには、きっと自分で掘り下げないといけません。
でも入門編としては分かりやすいし、なんとなく洋風ファンタジーのイメージが広がりました。後は必要に応じて、調べたいものを調べればいいのかなと。
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
そしていつか、すなさとが令嬢ものを書いた時には、「ああ、あの本を参考にしたんだな」と思ってくださいませ。
和の資料は、何かと持っているんですよね。ほら、もともと源氏物語が好きだったもので、執筆に関係なくマニアックな本を持っていたり。(写真は最近買ったものや、昔からあるものやいろいろです)
