存在しない異世界料理に、描き手が挑戦してくれました。
(ネタバレになる内容ではありません)
【画像】は
◯ ブリム・プディング(双子の魔法使いのプディング)
◯ トルラ魚の蒸し焼き
◯ ブウスース(ヘクト肉まん)
◯ モクモ・ケーキ
を物語を読んでもらった上でオーダー。
それぞれイメージとして違うところもあるかと思いますが、案外再現してくれていたりも。
トルラ魚は、食べ方を忠実に考えてくれました。
本日公開の(書いたばかりの)物語では以下のようになっています。
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ネリエベートが食べ方を教えてくれました。
「鱗がトゲになっているでしょう? 料理人が切れ目を入れてくれてあるの。トゲを指でつまんで、皮の下の身をかじって食べる」
アスミチが、トルラ魚を気に入ったようです。
「見た目が! すっごく怪獣っぽい。わあ、このトゲがピック代わりになるんだね。便利だ」
「ふふ、アスミチ、骨の周りの身をスープに入れて楽しむとコクになるのよ。あと、頭の頬肉なんか、歯ごたえと味とが最高らしいのよ」
そう言ってネリエベートもトゲをつまんで食べ始めました。パルミが質問します。
「ネリエっぴも、『最高らしい』っちゅー言い方だから、聞いたことがあるだけなん?」
「うん。ある男性から、西の方まで旅をしたときの話を聞いてね……」
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モクモ・ケーキは雰囲気がいいのでこの絵を使ってしまいました。
ほんとうはこんなに大きくありません。
これだと持ち帰りできないー!
