この作品は、
公衆電話、家電、ポケベルが通話手段。
主な通信手段は手紙だった世の中に、
少しずつ、携帯電話やピッチが出始めて、
その後、多くの大人が携帯電話を持ち始めた、
昭和の終わりから、平成の始まりにかけての物語です。
『大好き』になるほど
嫉妬、焦り、嫌われたくない、そんな想いから湧き上がってゆく。
自分への自信の無さかから醜くなってゆく心が、嫌になっていく。
醜態を晒す自分が嫌われたくないから、彼にそっけない態度を取ってしまう。
彼に別れを切り出されるのが怖いから、自分から、別れを切り出してしまう。
そんな経験をされた方もいると思います。
離れてしまうと大好きが大きくなって一緒に居たいと願ってしまう。
自分の心と気持ちを消化しきれずに恋人でいて欲しいと願ってしまう。
そして、一緒に居ると醜い感情が渦巻く自分を嫌悪して離れてしまう。
そんな事を繰り返してしまう。
それを受け入れてくれる心の広~い男性を当時、描いてみたかった。
理屈でなく、心で繋がって離れられない絆を描いてみたかった。
そんな思いで書いた作品だった気がします。
下記画像は、当時我が家に生ったパプリカです🫑
私には、「❤」に見えたので(笑)
この作品に良いかもって思って加工し画像として使いました🌸💕
拙い文章ですが、読んでコメントなど頂けると嬉しいです🌸
