一応、本編はこれで完結になります。
ただ、今後も不定期ではありますが、幕間や書き増しをしていくかと思います。
30年くらい前から、国を一つの会社として考え、国内は社会主義、対海外は資本主義として動けば良いのでは?と考えてました。
それが今回の話しに結びついたのかな?と思います。
世の中は100点の正解は無いと思っています
僕の描いた世界は70点を続ける事を目指し描きました。
勝つ必要はなく負けなければよいのです。
そして、70点は実は日本人にとても向いている感覚なのかな?とも思います。
日本人って、本当に不思議な民族だと思う。
節操がないのに、礼儀正しく、大枠で是であれば満足できる。
結果、史実よりは随分とマシな世界になってるかと思います。
貧困であえぐ総人口も半分以下になっているかと。
「国家の統一」という旗印は、歴史上、多大な血と強制力を要求してきました。それは往々にして、権力者が支配の境界線を明確にするための「エゴ」であり、民衆にとっては「アイデンティティの強要」でしかないのです。
支配者が「一つになれ」と命じるのではなく、市民が「あっちのシステム(日本)に入ったほうが、飯が食えるし、子供が学べるし、安心だ」と自分たちの生活のために選択する。
「移国」という言葉が象徴するように、それは領土の奪い合いではなく、「より良いサービスへの乗り換え」になります。
「統合社会保障制度(生存の保証)」「政教分離(論理の保護)」「学業(知性の向上)」。
この3つだけを共通のインフラ(OS)として提供し、それ以外の文化、言語、風習といった「アプリケーション」には一切干渉しない。
この「大枠は共通だが、詳細は自由」というドライな割り切りこそが「移国」になります。
国家だ、人種だ、イデオロギーだと肩肘を張って「俺たちは特別だ」と叫んでみたところで、宇宙から見れば、みんなこの青い点(Pale Blue Dot)の上で必死に生きている、か弱い生命体に過ぎない。
我々は所詮、地球人でしかないのかと。
なんとか1日1話を続け、完結を迎えれました。
最後までお読み頂き、本当に、本当にありがとうございます。
可能であれば感想やレビューをして頂ければ嬉しいです。
今後ともよろしくお願い致します!