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〔公開〕「🐟よこはま物語② 1978-1985」 第5話 メグミ:私は明彦のもの

「🐟よこはま物語② 1978-1985」
第5話 メグミ:私は明彦のもの
ぼくらはどこに向かっているんだろう?/🐟フランク ✥ ロイド🐟 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/2912051604339966280/episodes/2912051604340421043

 買い物を済まし、ホテルにチェックインする。九時になっていた。

「わお!こんな時間から二人きりなんて、信じられない!」とメグミがベッドに座って、ポンポンと飛び跳ねる。
「ほら、メグミははじけるばかりに健康じゃないか?」とぼくが言った。
「健康なんだもん。ねえねえ、買った下着に着替えるの、明彦見たい?」
「エッチだなあ、見たいけど」
「じゃあ、見せてあげる」と言って、メグミはポロネックのセーターを脱いで、スカートのジッパーを引き下げた。

「ねえねえ、明彦?」とメグミが言う。
「何?いま、キミの脱衣姿に興奮しているところなんだけど?」
「メグミね、明彦の前だと羞恥心って溶けて消えてなくなっちゃうみたい……」と着ているブラをはずして、フロントホックのブラをつけた。「慣れちゃったんだよ、いっぱいエッチしたから」
「そういうものかな?」とパンティも新しいものをはいた。「メグミじゃないからわからないよ」とぼくはシャツを脱いで、「ほら、これ羽織って」とメグミに渡す。
「サンキュー」とぼくのシャツをメグミはボタンをしないで羽織った。ちょっとブカブカだから、袖を折り返す。

 ミニバーをチェックして、ぼくはメグミにブランディーの水割りを作った。自分はウィスキーの水割りを作る。TVをつけ、ベッドに寄り添って横になった。

「これって、夫婦みたいじゃない?」
「夫婦になったことがないからわからないよ」
「でも、楽しい。二時間とか時間を気にしないでいいんだものね」
「明日のお昼までにはチェックアウトしないとね」
「十二時間以上あるよ?」
「メグミは寝ないつもりかい?」
「あれ?明彦、寝ちゃうの?」
「寝ないでしてたら、ぼくは死んじゃうよ」
「じゃあ、二人で死ぬまでやりましょうよ。それで、明日、ホテルの人が部屋の鍵をこじ開けて、死んでいる私たちを発見するの」
「やれやれ……」

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