公開後も気になっていた二首を推敲しました。
既に星やハートを頂いているのですが、作品の質を高める為に変更します。
これ以降はないと言い切れないので、この様な形で公表致したいと考えております。
◇元句:
菖蒲《あやめ)咲く庭を横切る三毛猫の
するりと抜ける透明な風
↓
◆推敲:
菖蒲咲く庭を横切る三毛猫の
するりと抜ける風まとう尾や
※結句の「透明な風」がありきりな表現とは思っていました。とはいえ、歌は破綻していないし良しとしていたのですが、何度も読み返している内に「尾」に辿り着きました。
残像のように見せる尾に注視した方がこの歌は活きると判断です。
◇元句:
雨蛙の消えた街の雨合羽の子
梅雨空に飛び出した声
↓
◆推敲:
雨蛙の消えた街や
梅雨空に飛び出した声雨合羽の子
※破調だった歌を57577に整えました。公開前に散々推敲して無理と判断したものが、不思議なことにふっと思いつきました。
元句では「雨蛙」と「雨合羽の子」の対比の構図を上句でまとめていたものを上下句に分ければ良かっただけでした。
なんで思いつかなかったかな?