「犬が逝った」に夏草ぼんどさんよりレビューを頂きました。よしよし(なでなで)に引き続き有り難うございます、頭が上がりません。
歳月を経て老いていくという避けられぬ在り方と、それに伴う家族の解体というあまり楽しくもない話なのですが、あくまで静かに淡々と、事象そのものを眺めるようにと意識して書いたものでした。あまり感情込め過ぎると却って何も伝わらなくなりそうなので。
「犬が逝った」自体はあくまでも完全なフィクションですが、私とその周りの人間がある程度投影されてもあります。最後のシーンも、何年か前に死んだ実家の犬と私が雪降る公園で戯れている――という、この話を書いていた時に偶然見た夢から来たものでした。最終的にはこの幕引きで巧く収まったなという感じです。
ある程度歳を取ってくるとぼちぼち死を間近に見受ける機会も多くなってきますが、未だにどういう態度を以て接すれば良いのか分かりませんね。
なんだかお礼とは名ばかりの後書きのようなものになってしまったのでこの辺で。改めまして御礼申し上げます。