みなさん、ご無沙汰しております。小鳥もちです。
タイトルにもある通り、「お互いに夢で見るほど大好きな両片想い百合の話」が特別編まで全て終わりました。
既に本編は完結していましたが、本編では書き切れなかった瑠璃・花音の二人の物語まで書けて、私事ながら大満足しております。
最後まで読んでいただいたみなさんも、これからだというみなさんも、この作品に触れて頂き、本当にありがとうございました。
というわけで、以降は後書きとなります―――
以前、本編完結時には夢野と月宮についてのお話をしましたが、瑠璃と花音に関してはまだだったので、それをしたいと思います。
まず、瑠璃と花音は、特別編の章タイトルにもある通り、「○○は夢を見ない」というように、本作最初の章タイトルである「○○は夢を見る」の対比となっています。
実際、瑠璃と花音は、かなり現実主義というか、夢―――つまり理想をあまり持たないようにしています。
まず、花音について。
彼女は本文にもあった通り、瑠璃に対して「瑠璃も自分と同じで女の子が好き」という夢を持たないようにしていました。
恋バナをする瑠璃を見て、彼女はきっと自分とは違うのだろうと思い、その違いがいつか瑠璃を傷つけてしまわぬように、自ら身を引いたのが彼女です。
また、彼女は自身の感情を隠すことに非常に秀でており、これは自分が同性愛者であることをずーっと隠してきてからこそのものだったりします。
花音は、本作の中でもハッキリとした同性愛者という描写が強い子です。
実際、本文では周りの女の子のことを、露骨に女性として意識しています。
ただ、中にはこう思う方もおられるでしょう。本作は百合作品なんだから、全員同性愛者なんじゃないの? と。
本作では、あまりそういった描写がありませんが、実際どうなのかというと、私は花音以外の子は同性愛者として描いてはいません。
他の子たちのイメージとしては、とにかく好きになった相手がただただ好きなだけ、というそんな感じ。
夢野の場合だと、とにかく月宮が好き! 月宮の顔、声、髪、おっぱい、性格、匂いなどなど、月宮が持つパラメーター全てが好き! ということです。その中に性別が一切含まれていないわけではないのですが、月宮が女性だから好き、というのもなんか違うなぁ‥‥といった感じ。
いや、結局なにが違うんや‥‥? と頭がこんがらがっている人もいるでしょう。まあ、ややこしい話なので仕方がないです。
ちなみに、花音はすごい甘えん坊な子です。ずーっと溜め込んでいましたが、瑠璃に対してはもともとかなりの甘えん坊で、付き合った後では、露骨に甘えています。
逆に、あまり性的なことは進んでしないんですね。これは、花音の中でそういった意識が非常に強いので、そのせいでむしろ瑠璃に対して性的なことをするのにすごく抵抗があるんですね。つまりヘタレということです。
お次は、瑠璃について。
瑠璃は本編でも最初の方から登場していた、陽キャな感じの子でしたね。イケイケで、いかにも青春を謳歌していそうなタイプでしたが、実は恋愛経験ゼロという子です。
当然、明るい性格ということもあってモテた彼女ですが、彼女は告白を全て断っています。
なぜ断るのかというと、それはやはり彼女が夢を見られない子だからですね。
瑠璃の、夢を見ない、というのはなかなか無理があるような気もするのですが、ここでいう夢というのは、いわゆる恋愛的なことです。
周りのみんなが、恋愛に浮かれていく中、瑠璃だけはそれに付いていけなかった。彼女にとって、恋愛というのは、友達間で恋バナをしたりして楽しむような、そんな話題の一つでしかなかったはずなんですね。
実際、中学時代にはそれでうまくいっていましたが、高校生になると、みんなの恋愛レベルも上がってしまし、単純に恋バナで楽しむことができなくなってきたんです。
彼女は中学から高校へと成長していく過程での周りの変化についていけず、それを「私は夢を見る勇気すらない」と言う風に表現しています。
そんな彼女でしたが、花音から女の子と恋愛するという選択肢を与えられたことで、少し変化していきます。
当初はいろいろと悩み、自分の好きは友情的なのでは? とか考えていましたが、よくよく考えたらそんなことどうでもいいのでは? となり、とにかく大切な存在である花音を守るために、傍にいられる理由として恋人になりました。
なので、瑠璃が花音を好きになった理由は、かなり幼馴染らしい部分が強いです。
ちなみに、瑠璃は普段、ギャルっぽいキャラクターで過ごしていますが、花音に対しては割と普通であることが多いです。
これは、普段から周りに合わせたキャラクターを演じている彼女が、花音に対してのみ素が出ています。
とまぁ、こういったところでそろそろ終わりにしましょう。後書きはただの自己満なのですが、普段語れる場面が少ないので今の内に語っておきました。
そういえば、特別編、少し間が空いてしまい申し訳なかったです。流石に二作品同時制作はキツいですね。私は五千文字ぐらい書いたら頭が疲労で死ぬタイプなので、一万字とか書いた日には、悟りを開いています。
あと、サポーターの方に向けてですが、最近SSが書けず申し訳ないです。おた夢が完結したことで時間的余裕もできたので、現在投稿中のわたしをラブコメに巻き込むんじゃねぇ!!! こと通称わたまき(わた族にしたかっただけ感の強い略称)の執筆の休憩がてらにSSを書くことにします。
それでは、また。