草の香と飯かき込みて夏座敷
夏座敷は、開け放して風通しを良くしたり、夏向きのしつらえを整えた座敷のこと。夏の季語。
い草の涼やかな敷物をリビングに購入した。青く瑞々しい香りが心地よい。
窓を開け放ち、風を部屋に通す。さらりとした風に乗り、植物や土の乾いた匂いが流れ込む。外の明るさと匂いに満たされ、部屋は屋外と一体化する。
暑気のせいかそれほど食欲もなく、白飯と汁物だけの食事。い草の青と米の白のコントラストが清々しい。
い草の匂い、屋外の草の匂いとともに、ざっと飯をかき込む。若々しい草の香りと一緒に一気に身体へ取り込む食事。最高だ。
草の匂いと、簡素な飯をかき込む清々しさ。夏座敷の涼やかさを感じていただけたら、この句は成功です(笑)