• 現代ファンタジー

君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-第4章完結記念裏話&第5章の展望

こんにちは、碧木です。
2023年2月25日より「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」という小説を書いています。

202511月8日に更新した94話をもって、第4章の結びとなりました。
2025年1月3日から更新を始めてから約11ヶ月間・・・!!気がつけば現実の季節がほぼ1周してしまいましたが、物語はまだ9月です!!(1ヶ月も経っていません!!)

第4章では91,890文字・26話を重ねることができました。いつもたくさんの愛を頂きましてありがとうございます。

執筆記録や投稿予定で裏話を話しまくりでしたので、もはや今更なところがありますが、今日の近況ノートでは第4章完結記念の裏話と第5章の展望を書いていきます。

※※以下はネタバレを含みますので、ネタバレを避けたい方はこちらより本編をご覧ください※※

《第四章の核心:後戻りできない一線》
文化祭という日常の象徴が崩壊し、物語が一気に動いた章でした。今回のクライマックスは、単なる戦闘の勝利ではなく、「キャラクター全員が運命の歯車に巻き込まれ、後戻りできない一線を超えたことを示す、物語全体において最も重要な転換点となりました。

《第四章完結記念:作者が仕掛けた4つの裏側》
① 新たな風を巻き起こす「間宮 鴇」について
鴇は、五麟のメンバーとは一線を画す「信念のプロフェッショナル」として描いています。

彼は、五大神官一族という強固なシステムそのものに疑問を抱き、私利私欲に走る神官たちを壊そうという、彼なりの強い正義を持っています。

これまでのキャラクターと異なり、鴇は前世のしがらみに囚われず、好戦的でありながらも常に冷静沈着で感情に流されることがありません。彼の登場は、良い意味で物語に張り詰めた緊張感を生み出しました。五麟を利用するという側面はありますが、結果的に彼らに成長を促す触媒となる、非常に重要な存在です。

② 女神の正体と「印象操作」の成功
物語を長く追ってくださっている読者の皆様の中には、平沢美沙というキャラクターに対し、初期には「少しキツイ人かな?」といったネガティブな印象を持たれた方もいらっしゃったかもしれません。

しかし物語が進むにつれ、「あれ?美沙さんは良い子じゃないか?」と、彼女への印象が反転したかと思います。この周囲の人物への印象操作は、実は第4章で実現させたかった大きな狙いの一つでした。

敵の女神・華奈の持つ幻術や記憶操作の力が関わっているのか、あるいは別の意図があったのか……。読者の皆様の抱いた印象を意図的に操ることができたなら、作者としては非常に手応えのある展開を作れたと感じています!

③ ついに明かされた「眞白」の真実
長らくお待たせいたしました。「眞白は本当にただの一般人なのか?」と疑念を抱きながら読み進めてくださった読者の皆様、ついに彼が運命に深く関わる当事者であることが明らかになりました。

彼を覚醒させるまでに長い時間をかけましたが、それは永遠と柊との日常や、大切な友情を丁寧に積み上げる期間として不可欠だったと、今は後悔していません。ここまで見守ってくださり、本当にありがとうございます!

今回の覚醒で、読者の方に最も衝撃を与えたかったのは、「眞白が主かもしれない」という喜びを、悲劇的な可能性で相殺したことです。

前世で永遠そっくりな人物が背中を神術で斬られる描写――あの斬られた人物は、前世の炎駒だったのでしょうか?そして、それを本当に斬ったのは、眞白だったのでしょうか?

この重すぎる問いが、第5章では永遠と眞白の間に大きな影を落とします。二人の間に、どのような心理的な攻防が繰り広げられるのか、どうぞ楽しみにお待ちください!


④ 角端・澪の献身と、炎駒・永遠の秘密(新規追加)
この章の裏テーマは「命の重さ」と「無自覚の力」でした。

柊の命を救うために、澪は自分の命が危うくなるのも顧みず、限界を超えた生気を注ぎ込みました。『二度も死なせる訳にはいかない』という彼の悲痛な叫びと共に、手術室全体が藍色の光に包まれたシーンは、読者の皆様に彼の柊への深い想いと、前世からの強い後悔を伝える、感動のクライマックスでした。

そして、もう一つ。重傷を負った炎駒・永遠が、柊の力を見て習得したかのように自力で背中の傷を塞いだという事実。これを見た澪が言葉に詰まったのは、『第二解放をしていなければ、あの自己治癒は不可能だ』と気づいたからです。

記憶を持たないはずの永遠が、無意識下で五麟の極意を操る。これは「前世の炎駒」という枠を超えた新たな謎です。永遠の背中の傷だけでなく、その底知れない正体が、第5章で五麟全体を大きく揺さぶることになります。


《第五章の展望:覚悟を決める者たち》
登場人物それぞれの運命と決意が動き出す、第5章の注目ポイントをご紹介します。

1. 永遠と眞白:「運命」が引き起こす幼馴染の亀裂
現世での幼馴染という絆を持つ永遠と眞白。しかし、文化祭を境に明らかになった「運命」の事実は、二人の関係性に決定的な変化をもたらします。

「守りたい」という強い思いを持つ永遠は、眞白が背負う過酷な宿命と、五麟の使命の間で揺れ動きます。大切な幼馴染の秘密を背負った永遠が、次に取る「行動」は、彼らの未来を大きく左右します。

2. 澪の苦悩:「守護者」の責任と葛藤
柊に対する特別な想いと、守護者としての強い責任感を持つ澪。文化祭での一件は、彼に深い自責の念と「自分がいること」への迷いを生じさせます。

柊への想いが強すぎるがゆえに、彼の行動には大きな葛藤が生まれます。しかし、事態は容赦なく進展し、澪は自身の心と向き合い、極限の選択を迫られることになります。

3. 夏都の決意:無力感からの脱却と、未来への選択
文化祭で己の「無力さ」を痛感した夏都。彼は、自身の能力の限界と、五麟の使命の間で苦しみます。

受験という現世の課題と、仲間のため戦いたいという思いに揺れる夏都は、澪に胸の内を打ち明け、ある「新たな決意」を固めます。彼の秘めた思いは、今後の物語の展開に重要な意味を持ちます。

それぞれの思いが動き出す、第5章をぜひお楽しみください。

《最後に・・・》
たくさんの愛を頂きましてありがとうございました。皆様の愛のおかげでここまでこれました。
第五章も1話1話精一杯紡いでまいりますので、今後も皆様の愛を賜われましたら嬉しいです。

引き続きよろしくお願いいたします。


2件のコメント

  • え、物語1ヶ月経ってないんですか!?

    凄く濃い時間を過ごしてるんですね🤣

    いやしかし、近況で物語をここまで振り返れるのはありがたいですし、真似したくなりますね🤣
  • TO:メガゴールドさん
    ありがとうございます〜!!
    そうなんですよ!1ヶ月経ってなくてもう驚きです!
    そろそろブレザー着て欲しいのですが😂

    投稿頻度が低いので、皆様の振り返りにご活用頂ければという気持ちで書きました!
    五章もよろしくお願いいたします!🙇‍♀️
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する