あらすじ
──春になったら家族みんなで春の歌を歌いたいの。
願わくはみんなで歌いたかった。
沁音ごめん俺は君を殺した。
─沁音、君はそんな俺を恨んでいるか?憎んでいるか?
一時でも幸せを噛み締めていたい俺は春歌、君に嘘を付いた。
──春歌、君はそんな俺を恨むか?憎んでいるのか?
私はパパの言う事を無視した。
───パパ、貴方はそんな私を恨んでいる?
墓場の水滴。
私は答えを知る。
────パパは嘘つき……………………─────
小説家になろうさんの方で投稿した物を少し修正したバージョンです。
厳密には話の修正ですので誤字や脱字はあるかもしれません。
もしありましたらコメントで指摘を頂けましたら幸いです。
二人の思いはお互いに……いと言う下らないものだった。
二人は再会した時には三人で笑い合うでしょう。
家族の温かみを彼女は楽しみにしています。
話のその後をネタバレ抜きで余談として伝えます。
春歌は結婚して二児の母となり毎日春になれば墓場で歌を歌っています。
彼女なりの……なのかもしれませんね。
是非お読み頂けましたら幸いです。