今回は、匿名アプリを使った現代ホラーです。
高校生三人が、軽い悪ふざけで「不幸のメッセージ」を作る。
くさや、ドリアン、ブルーチーズのどれかを食べて、証拠画像を送る。
クリアしたら、大切な人に同じメッセージを送る。
従わなければ、罰ゲーム。
最初は、他人にやらせるための遊びでした。
けれど、そのメッセージは少しずつ三人の手を離れていきます。
ルールは勝手に変わり、逃げ道は潰され、やがて「誰がこれを始めたのか」を探し始めます。
今回書きたかったのは、怪異そのものというより、
「自分は安全な場所にいる」と思っている人間が、いつの間にか見られる側、やらされる側へ回る怖さでした。
匿名性のある場所で、誰かを困らせる。
自分は直接手を汚さず、他人の反応を眺める。
その軽さが、もし自分に返ってきたらどうなるのか。
そんなところから膨らませた話です。
よかったら、お付き合いください。
https://kakuyomu.jp/works/2912051598517045741