映画版観てきました。
この先ネタバレなので注意してね!
最初に一言だけ書くなら、「TVシリーズが好きだった人なら楽しめます」です。
大丈夫ですか?
TV第二期「ゾンビランドサガリベンジ」がやや空回り気味だったので、映画に対して不安がありましたが、観に行ってよかった。
リベンジ最後の爆発シーンや、映画予告の「パーフェクトプランです」の映像が広告トラックに使われているだけだったのは大笑いしました。
「遊星からの物体X」「インデペンデンス・デイ」「ヤマトよ永遠に(REBEL3199ふくむ)」その他SF小説のネタがちらほら見られました。いい意味で基本に忠実な異星人侵略SFになっていたと思います。
現実と同じ7年の月日(第一期から数えて)が経っている設定で、2025年の万博ネタが盛りこまれています。「万博の件でトラブルが頻発し、開催場所が佐賀に変更された」というのは、開催決定後のドタバタを反映したアイデアなんだろうなあ。
フランシュシュ結成から7年となると、リリィ(まさおくん)のあつかいが気になります。ファンはどう思っているのか。
第一期、第二期に登場したキャラクターと、その関係者たちが現れ、宇宙人に対抗するために動きます。このへんはファンサービス的な側面もありますが、これまで積みあげてきたものの有効活用をしていてよかったと思います。
宇宙人の所有物を調べ、仮説を立て、無理のないように理詰めで作戦を組みあげていくところは非常に楽しめました。
最後の解決方法は、理詰めを別にした、ゾンビランドサガらしい方法でよかったと思います。
あとは山田“葛城ミサト”たえさんの活躍。どっかで聞いたような台詞がちらほらと。
最後のライブシーンはちょっと切なかった。でも、みんなが明るく受け入れてくれるところに、これまで頑張ってきた仲間の絆を感じました。
私はアイドル物にハマりきれず、ゾンビランドサガ以外だとアイドリッシュセブンぐらいしか好きなものがないので、正直、ライブシーンには興味がありませんでした。ですが、本作の最後のライブシーンは物語的にも必須で、すごくよかったと思います。
置いたマイクを拾うという、逆山口百恵演出は、第三期を暗示しているのか否か。続きがあるなら観たいなあ。
いつものことですが佐賀県が協力。「ゆめぎんが」は本当にありますが大変なことになります。
一方でCygamesの社屋も攻撃を受けますが、看板が揺らぐ程度でダメージがほとんどないのはいいの?
フランシュシュは相変わらず歌がうまい。「徒花ネクロマンシー」のときからうまかったし「佐賀事変」もよかった。
今回もライブシーンでソロパートがあるのですが、見落としたのか聴きもらしたのか、たえちゃんのパートがありませんでした。三石さんの歌は聴いたことがないので、一度ぐらいは聴いてみたかった。
フランシュシュのメンバーが仲間たちを逃がすシーン。
純子さんは初代仮面ライダー世代ですかそうですか。
映画館についたとき、パンフを買おうと思ったらグッズもふくめて全滅。映画鑑賞後に行ってもなし。念のため補充されますかと聞いたら「すいません、今日補充したぶんはすべて売れました」とのこと。
すごい人気。でも映画が面白かったので大満足です。
最初にも書きましたが、TVシリーズが好きな人なら楽しめる映画です。