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自作のSF×ダークファンタジー小説を紹介します:第五話 侵入

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【世界観】
巨大産業文明の崩壊から十万年後、世界は竜に支配され、人間は捕食される存在となった。これに抗うのが、銃火器と農耕技術を継ぐ新生命体「竜人」と、死病〈天使病〉と融合した新種の人類「天使」である。

長い戦いの末、彼らは竜を「新大陸」へ追い詰め、入植を開始する。しかしその地には、竜と心話を交わし狩猟採集で平和に生きる原住民の人間がいた。

征服か共存か、服従か死か――相容れぬ価値観が衝突する世界で、虐殺を拒み追放された天使レイン、現実主義の竜人カイネ、竜の幼生を抱く少年ウィルが出会う。三者の邂逅は、暴力に代わる共生の可能性を灯し、多極化する世界に希望を問う物語の始まりとなる。


【第五話 あらすじ】
旧文明の遺跡は、鍾乳石と石筍が生じる洞窟と化し、アンモニア臭と硝石の結晶に満ちていた。圧倒されるレインに、カイネはリン鉱石の見分け方を教え、語り葉で反応を確かめ、つるはしで砕いて運ぶ作業を示す。仕事自体は単純だが、重い鉱石を背負って坑道を往復する過酷な肉体労働だった。慣れないレインは転びそうになりながら、石筍を避け、全身に力を込めて運び続ける。苦痛を紛らわすため、彼は孤児時代に親しんだ詩編を心の中で繰り返す――「すべては風を追うようなこと」。無常をうたうその言葉は、彼の心に寄り添っていた。やがて作業は終わり、黙々と選別していたカイネは「さすが天使だ、タフだね」と告げる。レインは苦笑しつつ、その賛辞を受け取るが、自分が決して強靭ではないこともまた、よく理解していた。


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ユナイテッドストーリー・アポクリフィア
https://kakuyomu.jp/works/822139840317535081

ユナイテッドストーリー・アポクリフィア 
第五話 侵入
https://kakuyomu.jp/works/822139840317535081/episodes/822139840323370043
840323154051
海辺_雪(Watabe_Yuki)

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