皆様、こんにちは。雨後乃筍です。うごとお呼びください。
セキュリティ事件解決しちゃいますが、何か?JK紬のセキュリティ相談室 最終章クライマックスに入りました。
「バイバイ」を前後編に分けて公開します。
https://kakuyomu.jp/works/822139839627707978ーーーーーーーーーーーーーーーー
セキュリティの知識では解けない、最大の“バグ”と“暗号”
卒業シーズン、春休み。校内一の事情通である親友・七香さえ口をつぐんでいた「ある事実」を告げられた紬は、夜の公園へと呼び出されます。
待っていたのは、かつて「ミスタースケベ」と呼んで警戒していたバスケ部の佐藤悠太。しかし、街灯の下に立つ彼の表情に、かつての頼りなさはありませんでした。
彼が語る、突然の転校の理由。 そして、紬と七香、そして紬の父が彼に与えた「ある影響」と、不器用で真っ直ぐな感謝の言葉。
「セキュリティは、人と人との絆」
父の教えを胸に、数々の難事件を論理的に解決してきた紬。しかし、悠太の真摯な眼差しを前にした瞬間、彼女の心(システム)に、制御不能なエラーが走り抜けます。
――なぜ、こんなに胸が苦しいの? ――どうして、涙が止まらないの?
論理(ロジック)では説明できない感情の奔流。素直になれない「厄介な暗号」。そ
して、背中越しに交わされる、痛いほどの「バイバイ」。
一番大切な言葉ほど、暗号化されて伝えられない。セキュリティ女子高生・紬が直面する、最も切なく、最も解読困難なミステリー。
彼女は最後に、笑顔で手を振り返すことができるのでしょうか――?