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更新報告

こんばんは。通院モグラです。


Eden 第116話:中立圏にて
https://kakuyomu.jp/works/16818622175811038033/episodes/822139839446121162

最新話更新しました。


本話から第7章が開始になりますが、静のアクションにチャレンジした第6章とは違い、第7章では動のアクションシーンにいっぱい挑戦できたらなぁと思います。


ところで今回もトリガー回なのですが、ハンニバルの喋りとトリガーの語りはどちらも人心掌握のツールだけど方向性が真逆…というのを意識しながら書いてみております。

ハンニバルは軽妙なユーモアで他人の感情線にアクセスし、心の硬直をゆるめるベクトル。「相手の情動に入り込み、引き戻す力」というイメージです。感情のレイヤー(情緒反応/距離感/空気の温度) を走らせながら、裏で対人操作のアルゴリズムを動かしてる感じですね。

一方トリガーは「相手の認知を支配して、逃げ道を奪う力」が主体で、思考の主導権を奪うベクトルというイメージで書いてます。論理構造(相手の思考の逃げ道/情報の主導権) を構築しながら、裏で恐怖・支配の情動が水面下に流れてるという感覚で台詞を作っています。


感情×思考の二系統を同時に走らせて、キャラごとに“どちらを前面にするか”を切り替える、という感覚を最近やっと意識的に取り入れられるようになった気がします…笑
表現できているかは別にして…!


皆様は主要キャラの台詞をどうやって構築されているのでしょう…方法があれば教えていただけたら嬉しいです!



2件のコメント

  •  コメント失礼します。

     キャラ毎に書き分けすごいですね!
     なるほど、だからこの作品の登場人物はみんなそれぞれでキャラが立っているのかって納得しました。

     私は、人物毎のアセット作ってなくて、例えば、思考のレイヤーとして、一枚目が感情の発露、二枚目が自己考察、三枚目が客観視、四枚目が他者の反応評価。少なくともこれらの要素は踏まえて行動させてます。そのため、ほとんどの場合、セリフとその内心で相違がある。が、それを直接描写しない(これは個人的好みです)。を意識してます。
  • >>shiso_先生

    おお〜!貴重なお話ありがとうございます!
    このレイヤーの2枚目に自己考察がくるところ、先生らしさのある人物像の書き方につながっているのかな…と勝手ながら感じますね。

    自分は感情と思考は同時走行する車輪みたいなイメージで扱ってますが、それをどう出力するのかはキャラ紹介で載せたようなMBTI的な出力パターンをキャラ毎に設定しているだけで…出力差でキャラの書き分けをしてるタイプなので、レイヤー4枚もあるのは衝撃です!
    深みというか厚みが違いますね…。


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