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縞間かおる様から、💯「雪の残る湯宿」へのコメントをいただきました。

縞間かおる様(https://x.gd/tvuhL)から、💯「雪の残る湯宿」(https://x.gd/GNKWi)へのコメントをいただきました。ありがとうございます!

◯第3話 人面瘡、https://x.gd/dihE7
これは怖いお話ですね……(-_-;)
縞間かおる様、怖かったですか?それでしたら創作したかいがあったと思います。ありがとうございます。この話、ドラマの「仁」で将軍家の縁戚の姫が首に瘤ができて切除する、という回を見まして、それと江戸時代の人面瘡の話が結びついて書きました。シリーズの伏線ですが、単品でも読めるように書きました。この人面瘡の患者、藤原凛音をマアちゃんが除霊することも考えたのですが、シリーズのテーマが成仏なので止めておきました。続きも頑張って書きますので、よろしくお願いいたします。

「除霊というのは、その霊が善霊だろうと悪霊だろうと、本来の除霊というのは、『その霊が満足して成仏する』ことです。でも、もう遅いでしょう。あの子に憑いているのは、ただの死霊じゃない。復讐の塊なんです」

マアちゃんの話は書かなきゃなあと思ってますが、どうにも歴史物ばっかり公開してましてホラー物をサボっております。「聖痕」(https://bit.ly/46ZWf55)も同様でございます。書かないと。

マアちゃんは、日本の民俗学を研究している大学生という設定で、実はネタはあるのです。近親相姦に関わる日本の僻地の話でして。ただ、これはカクヨムでは公開してません。R-15にどうしてもならなかったものですから。

※以下の挿話には、近親相姦などの煽情的な内容が含まれています。
 内容に嫌悪感を抱かれる方は、読書を中止して下さい。
※以下の挿話は、20世紀を舞台にしております。
 あくまでフィクションであり、記述された地方にそのような風習があったことは確認されておりません。
※この物語は未成年を含む性描写があります。

斉藤慶子の秘密1
https://x.gd/zMOY6
斉藤慶子の秘密2
https://x.gd/NIsbg
斉藤慶子の秘密3
https://x.gd/hIU9d
斉藤慶子の秘密4
https://x.gd/rzJ0q

 生々しい話だった。実の叔父が高校3年生の姪を犯すなんて。『久美子、これでお前は俺の女だ。たまに可愛がってやる』一時の劣情じゃない、継続して姪を犯すことを考えているなんて。私は唸ってしまった。

 それに、近親相姦は叔父に限らない。『この村じゃみんなやってる。叔父と姪っ子なんてよくある話だ。お前の父親だって隣家の娘とやっているからな。お前の同級生の佳子だって父親とやっている。郵便局の息子は叔母とやっている。昔から、こんな農村は、親戚や隣同士でやっている』なんて村なんだろう!そういう環境に久美子を戻せない、とますます思った。

「なるほど。事情はわかったわ」と慶子が言う。「久美子ちゃん、あなたの村、佐藤さんという名字はたくさんいるの?」
「ハイ・・・村の人口は千人くらいです。その内、6百人くらいが佐藤という名字です」

「そうなのねえ。私は、島根県の生まれで、久美子ちゃんの村みたいなところの出身なの。私の村では、斎藤という名字の家が7割。秋田も島根も日本海側でしょう?平安の昔から、京都の都が戦乱になると、貴族も庶民もみんな地方に逃げ出したの。佐藤も斎藤も『藤』でしょ?これは『藤原』の『藤』から取った名字。平安貴族は、地方では天皇に次いで崇拝されていた。それで、落ち延びて、敵側勢力から身を隠すために、村を落人部落にして閉鎖したの。他所者よそものとはできるだけ接触を絶った。村人は、名主になった平安貴族から、下げ渡された彼らの娘たちと婚姻した。斎藤、佐藤の家が増えていった。中には、久美子ちゃんじゃないけど、叔父と姪、叔母と甥、父と娘、母と息子の夫婦もいたことでしょう。その風習が今も続いているの。そして、村人以外、他所者よそものにはみんな口を閉じているということ」

「・・・あの、言いにくいのですが、私の父が隣家の子と関係があると思います。疑っていました。同級生の佳子ちゃんも父親とやっているという噂がありました。郵便局の息子さんも叔母さんと、というのも聞いたことがあります。みんな佐藤姓です・・・それから、私の母も巡査の佐藤さんとしているようです・・・私も・・・後藤さん、斎藤さん、私もそうなっちゃうんですか?私も叔父に犯され続けて、同じ佐藤の類たぐいになっちゃうんですか?」と久美子が泣き出した。私はベッドに腰掛けて久美子の肩を抱いた。

「慶子、おぞましい話ね?」
「ああ、そうか。恵子は横浜生まれの横浜育ちだものね。田舎の僻地の村の風習なんて知らないのも当然ね」
「田舎の僻地の村の風習?」
「私の島根の村は、久美子ちゃんの村と一緒、近親相姦の風習が今でも残っている村。私も危うく祖父に犯されそうになったことがあるわ」
「祖父?おじいちゃん?」
「田舎って都会と違って結婚が早いから、祖父と言っても50才前半。私は12才頃の話かな。初潮が来てすぐの時。家にもよるけれど、初潮が始まった家の娘は、祖父か父親の兄弟が女にするという風習があるのよ。私は祖父の金玉を蹴り上げてやって、逃げたけどね。祖父は未だに残念だと言うわ。狂ってる。村なんかに住んでいると、都会の常識では理解できない風習があるのよ」

「今でもなの?」
「ええ。あのね、恵子、田舎の近親相姦には意味があるかどうか?わかる?」
「わからないわよ、そんなこと。遺伝子的に近親相姦はダメでしょ?信じられない!」
「そうでもないんだなあ。日本で古来、当たり前のように行われていた近親相姦、近親婚は、その大元には理由があるの。ひとつには、近親婚をすることで、身内の財産がよそに流れて行ってしまうのを防ぐと言う意味がある。現代日本でもいとこ婚は可能だけど、都会ではあまりみかけない。でも、田舎では、一家の血の存続、名の存続などと、財産の流出などの理由付けがあって、いとこ婚はかなり多い。現代よりも家と家の結びつきが深かった昔は、近親相姦、近親婚はどちらかと言うと普遍的だった。特に、家柄が優れていたとされる田舎の名家などでは、家や土地などの財産を代々引き継いでいくためには、身内との婚姻が不可欠だった」

「家の名、家や土地のために、好きでもない同士の近親で結婚するの?信じられない」

「もっと、グロい話もあるわ。私の村の近くの村だけど、ウチの村にはない風習がある。その村では、妻が夫より先に若くして先立ってしまった場合、もしその家に娘がいると、娘がそのまま父親の妻として代理で世話をするという習わしがある。母親が亡くなってしまった家の家事一切を子供たちが行うという家はあるけど、この村の風習では、娘が父親の夜の世話までするの。娘は、成人になるにつれて、父親と近親相姦するようになり、よその家に嫁に出される事がない。暗黙の了解でこのような事が行われている。村中でこの風習は隠されていて、反対する人はいない。そういうもんだから、と皆が皆受け入れているのよね。娘はお母さんが亡くなった後にすぐ『嫁修行』として親戚の家に預けられ、49日を迎える頃には実家に戻され、その暁にはもう娘ではなく父親の嫁としての人生を歩むことになる。娘が何人もいた場合、それは長女の役目」

「20世紀の現代でもそんな地域があるの?」
「存在するわ。でもね、近親相姦は、当事者同士の合意があり、性行為の年齢が満たされていれば犯罪じゃない。久美子ちゃんの場合は明らかに強姦事件で犯罪だけど。過去、日本にも当事者同士の合意があったとしても、近親相姦罪はあった。法律上における近親相姦の罪。ドイツなどには存在するけれど、日本では撤廃されている。近親相姦は、社会常識化したタブーの概念。でも、刑法上の罰則はない。人類学的に見れば、近親相姦はむしろ普遍的と言うこともできる」

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