シリアスな龍吟連歌を書き終えて、思いっきり毛色の違うものを書こうと思い、コメディー色の学園ものにした次第です。
無自覚無双というものが好みに合わず、ついつい思ってしまうのだ。
「すげー力を手に入れたら、普通気づくよね! むしろ調子に乗ってどこまでできるかはしゃいで色々試すよね⁉」
そこから生まれたのが、ファンタジーやかっこいいヒーロー像に憧れて、それに近付こうと行動をためらわない無鉄砲な少女、小谷るかです。
友人や家族がいて、普通に学生生活を送って、なんのトラウマも業も背負っていない子が、果たして理想の戦うヒーローになれるのか。
迫りくるクセ強のイケメンたちのラブコメフラグを、どこまで叩き切れるのか。
そして、彼女の周りにいる人は、誰もが自分だけの悩みを抱えながら、日々を送っている。剣の一振りでは到底断ち切れない悩みばかり。
ヒーラーが気付かない場所で、誰も彼も一生懸命に自分と向き合い、自分だけの戦いをしている。
自分が高校時代に遭遇したトラブルや、人間関係、社会構造に対するちょっとした違和感や手に負えない問題……
それらを思い返しながら、自分なりの答えを出すつもりでプロットを練りました。
(もし作中で、妙に生々しい嫌な奴がいるなと感じたら、高い確率で筆者が実際に遭遇した人間でしょうw)
異能バトルの裏で、様々な悩みに向き合って、懸命に生きていく人々を書けたらいいなと、切に願っています。