• エッセイ・ノンフィクション
  • 詩・童話・その他

AIについて

 お久しぶりです、星月紗那です。現在様々な面で話題になっているAIについて、少しお話しさせてください。

 まず、私がカクヨム様に投稿している作品は、全てAIを一切使用せず執筆しております。これは個人の価値観だと思いますので、読者の皆さまへのご報告にすぎません。本題はここからです。

 先日、拙作『永遠に咲く花を』に作品の内容とは異なることを多く書かれたレビューをいただきました。

 この作品は第1章が完結しており、改稿作業中で投稿も完全に止まっています。当然、PV数もゼロが続いていました。しかしある日、突然PVがキリよく30増加しまして。第1章が30話あることから、一斉DLだと思いました。その後、第1話にハートとコメントが1件。その後何話かにハートがつき、例のレビューをいただいたという状況です。

 私はコメントの返信で、いただいたコメントやレビューの内容が拙作の内容と異なることを説明し、このレビューやコメントはAIに書かせたものではないかとお聞きしました。もしそうであれば、私はそういったものをいただいてもお返しできないため、消していただきたいともお伝えいたしました。

 現在はその方からの作品フォローや作者フォローも外され、例のコメントやレビューも消していただいた状況です。

 このレビューやコメントがAIに書かれたものだと私が断定することはできません。私が投稿したものではありませんから。しかし、AIが書いた文章には、文体や言葉の選び方、並べ方に特徴があります。今回の件は、AIが書いたと感じざるを得ない状況にありました。念の為、レビューに関しては証拠としてスクリーンショットを保存しております。

 そして、私はレビューは強制するものでも、自分にお返しをもらうために書くものでもなく、自分が好きな作品を他の人にもおすすめするためにあるものだと考えております。


 そのため、長くお付き合いいただいているフォロワーさまは既にご存知かと思いますが、もう一度この場できちんとお伝えさせていただきます。


 私は、レビューをいただいたお礼にレビューを返す、読んでいただいたお礼に読み返す、というようなことはいたしません。人が書いたものには、人の心が詰まっている。感情が見え隠れする表現があるものです。私は、その人間にしかできない部分を大切にしたいと考えております。


 いつも応援してくださっている皆さまにとっては、つまらない話となってしまい、申し訳ありません。これからもものを書いていく身として、創作に関わる身として、一つ明確な線を引いておきたいと思い、今回このような文章を書かせていただきました。


 引き続き、カクもヨム楽しませていただきます。

3件のコメント

  • 非常に共感しました。

    AIは様々な業種で多様されており、業務の効率化や生産性向上に大きく影響する強力なツールです。

    それはシナリオやイラスト制作においても同様、取り入れてるクリエイターも多いでしょう。
    恐ろしい早さでその性能は日々アップデートされ、より高い精度でコンテンツ制作に役立っています。

    しかし、そこに1人の人間が生きてきた中で形成された価値観や感性が完璧に投影されているかというと、答えは否です。

    執筆やライティングにおいて、専門性の高い分野の内容を書くために利用するのは私も賛成ですし、その進歩を止めることなど不可能。

    しかし思うのです。
    読んだ者、見た者に感動を与える物語を紡げるのは、やはり生きた人間です。

    キャラクターを形成要素の集合体から作中でリアルに生きている人物へと消化させることができるのもまた生きた人間だけです。

    文章の質や精度という意味ではAIは優秀ですし、人間はいずれ優位性を保てなくなるでしょう。

    ですがその時の感情により生じた綻びも、情緒となり筆者独自の世界観を形成するというのも事実。


    私も星月様と同様、1人の生きた人間として物語を紡ぐことを大切にしていきたいと強く思います。
  • コメントやレビューをAIに書かせる…そんな事も可能なんですね…

    内容合ってないということは、AIに星月さんの作品読み取らせたわけでもないと…

    それだとまず読んでないでしょうし、傷つきますよね

    作品を蔑ろにされるのは作家としては許せない事ですし

    一目でわかるほどわかりやすいものなら、送る方もわかりそうなものですし…
    お返し目的な気はしますね…

    あまり気を落とさず、ご自身の好きなようにカクヨムライフをお過ごしくださいね✨
    負けずに頑張りましょ✨
  • そもそも読まずにレビューを書くためにAIを使った、ということでしょうか。
    他の方からも星爆ならぬレビュー爆が出てきていると聞いていましたが、運悪く遭遇されてしまったのですね💦
    ちょっと考えたらありえないことしていると分かりそうなものですが、AIに慣れすぎたらわからなくなるんでしょうか。
    間違った方向に努力する人が増えて困ったものですね。

    通りすがりの犬に吠えられたとでも思って、早く忘れられますように。

    変な人は放っておいて、楽しく創作していきましょう✨
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する