📖 本文：
旅立ちの時が来た。ソラリア帝国への道は、まるで未知の空を飛ぶような感覚だった。チョコの魔法の杖に乗り、風を切って飛ぶ感覚は、ありすにとって初めての経験だった。
しかし、ただの旅では終わらなかった。国境を越える前に、帝国の警備隊に追われ、急降下しながら森に逃げ込むことに。追手の気配を感じながら、夜の闇に紛れて進んだ。
そして、現れたのは紅骸——魔王に仕える八部鬼衆の一人。その戦いは熾烈を極めた。クルミとありすの連携、そして最後の決断によって、なんとか撃退できたが、これは終わりではない。
ソラリア帝国の深奥には、まだ知らぬ秘密が眠っている。
ありすのお姉さんに会うため、そして自分自身の答えを見つけるため——
この旅はまだ終わらない。
🔥 次の章へ続く… 次回更新は3月21日（木）